「J婚」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「J婚」の意味とは
J婚とは、自衛官との結婚を目的とした「自衛婚活」の略語です。
「自衛(じえい)」を、発音が近いアルファベットの『J(じぇい)』で表しています。
元々は結婚相談所のサービス名でしたが、現在では上記の意味で一般的に使用されるようになりました。
自衛婚活だけでなく「自衛官との結婚」そのものを指してJ婚と言う場合もあります。
「J婚」ブームのきっかけ
婚活市場におけるJ婚ブームには、下記のような出来事が影響しています。
雑誌企画「マモルの婚活」の連載(2010年)
「マモルの婚活」は、防衛省のオフィシャル情報誌「MAMOR」で2010年から連載されている自衛官の婚活企画です。独身自衛官の写真とプロフィールを掲載し、交際希望の女性を募集しています。
東日本大震災の災害派遣(2011年)
2011年に発生した東日本大震災では、被災地の惨状とともに、救援活動を行う自衛隊員の姿が連日報道されました。これにより、自衛隊の存在を身近に感じる女性や、自衛官に憧れを抱く女性が急増したのです。
テレビドラマ「空飛ぶ広報室」の放送(2013年)
「空飛ぶ広報室」は、新垣結衣と綾野剛が共演した2013年放送の連続ドラマです。航空自衛隊の広報室を舞台に、テレビディレクターと自衛官の恋と成長が描かれました。
特別番組「ナイナイのお見合い大作戦!」の放送(2014年)
「ナイナイのお見合い大作戦!」は、嫁不足の市町村に住む独身男性と、強い結婚願望を持つ女性が集団でお見合いをする番組です。
2014年に放送された自衛官の花嫁を募集する企画では、過去最多となる1324通の応募を集め、結婚相手としての自衛官の人気を視聴者に印象付けました。
自衛隊の広報企画「国防男子」(2014年)
「国防男子」は、海上自衛隊のPR戦略の一つです。
海上自衛隊に所属する自衛官に「国防男子」というキャッチコピーをつけ、2014年に同名の写真集とイメージDVDを発売。メディアでも取り上げられ、注目を集めました。
「J婚」の語源
J婚の語源は、結婚相談所のサービス名です。
2013年8月に、東京の結婚相談所「Bridalチューリップ」が、自衛隊員・自衛官との理想の婚活を支援するサービスとして、J婚をリリースしました。
サービス名としてのJ婚には、下記の3つの意味が込められています。
- 自衛婚:自衛官の婚活、および一般女性が自衛官との結婚を目指す婚活
- 自衛コン:自衛官および、自衛官との結婚を目指す一般女性のための街コン
- 時衛婚:時間短縮のため、複数の自衛官と短期集中でお見合いをすること
「J婚」の例文・用例
J婚を使った例文・用例を紹介します。
●軍事オタクの友だちに誘われ、J婚イベントに参加した。
●J婚で出会った夫が、自衛隊を退職してしまった。
SNSでの「J婚」の使われ方
「J婚」の類義語
J婚の類義語はありませんでした。
「J婚」の対義語・反意語
J婚の対義語・反意語はありませんでした。