「マジキチ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-09-19

「マジキチ」の意味とは

マジキチ とは、「精神状態が異常なこと、またその人」「常軌を逸した言動をすること、またその人」という意味です。

「マジキチ」はネットスラングの1つとして主に若い人たちの間でよく使われています。

「マジキチ」は「マジでキチガイ」を略した言葉。「マジ」は「真面目・真剣な態度・本気」を指す言葉です。

また「キチガイ」は「気違い」で「精神状態や言動が異常であること、またそのような人」「何かに熱中して心を奪われること、またそのような人」などを意味します。

「マジキチ」を日常生活で使う際には注意が必要です。

「気違い」の略である「キチ」という言葉が放送禁止用語に指定されているからです。

そのためテレビやラジオ、新聞などのマスメディアにおいては「キチ」は「マニア」と言い換えられています。

よって、若者同士やネット上においてのフランクな会話で使うのは良いですが、目上の方などと話す場合や公の場ではあまり使用しない方がいいでしょう。

「マジキチ」の語源

「マジキチ」は、匿名掲示板サイト2ちゃんねるで生まれた言葉です。

もともとは気が狂っている人や物に対して使われていた「マジでキチガイじみてるからやめろ、静かにしろ」というセリフが始まりです。

その後、この言葉が頻繁に使われるようになり、「マジキチ」という略語が生まれました。それから、「本当にキチガイじみている人やもの」を指して使われるようになりました。

始めは「何かがおかしい」「異常だ」というあまり良くないことに対して使われていましたが、最近は「個性的」「独特だ」という良いことに対して褒めるときにも使われるようになっています。

「マジキチ」の誤った使われ方

「マジキチ」は上記の通り「マジでキチガイ」の略ですが、誤った意味で使われてしまうことも多くなっています。

最近は「マジで鬼畜」の略として捉えている人が増えてきました。「鬼畜」は「残酷で恥知らずな者」という意味です。

間違いやすいので、気をつけましょう。

「マジキチ」の例文・用例

マジキチを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あいつは マジキチ だから、あまり関わらないほうがいいよ。
●その行動は マジキチ だからやめたほうがいいよ。友達いなくなるよ。

SNSでの「マジキチ」の使われ方

「マジキチ」の類義語

マジキチの類義語は、「ビョーキ」「キチガイ」「狂乱」「精神病」「クレイジー」「変人」「奇人」「とんでもない人」「異常」「個性的」「独特」などが挙げられます。

「ビョーキ」は「病気」に由来する言葉で、精神的に狂った状態のことを指し、人に対して使われます。
例えば、「あの人、ビョーキじゃない?」のような使い方をします。

基本的に「マジキチ」の類義語は、ずば抜けて何かがおかしい人や物事、正常ではない人、普通の人とは大きく異なる人や物事を指す言葉です。

「マジキチ」の対義語・反意語

マジキチの対義語は、特にありませんでした。