「生主」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-02-24

「生主」の意味とは

生主とは、ユーザー生放送の配信者という意味です。

「生主(なまぬし)」は、動画SNSサイトのニコニコ動画より誕生した言葉となります。

具体的にはこのサイト内のサービスである、ニコニコ生放送から出た言葉です。

ニコニコ生放送はニコニコ動画のサイト内で、ユーザーが生放送として動画をアップできるサービスとなっています。

このサービスを利用する、配信者側を指した略語なのです。動画を配信する「人」を「主」と呼び、「生放送主」としました。これで「生放送を配信する人」という意味の、単語ができたわけです。

この「生放送主」という単語をさらに略して、使いやすくしたものが「生主」となっています。

「生主」の語源

生主の語源は、上記の通り生放送をする人です。

さらにはニコニコ動画内の、ニコニコ生放送を配信する人というのが正しい語源となります。

つまりは正確な語源は、「ニコニコユーザー生放送の放送主」が正しいものです。

語源のままだと使い勝手が悪すぎるため、単語を略していきました。

その過程で動画の配信側であるニュアンスを持たせるため、「主」という言葉があてがわられています。そして最終的に略すところまで略し切ったものが、「生主」なのです。

略し切っているので使い勝手がよく、また語呂もよいことから広まっていった言葉となっています。

「生主」の公式の呼称は別のもの

生主は、ユーザーが勝手に使っている言葉です。

というのも、ニコニコ動画のサービス内にあるニコニコ大百科では訂正が行われているからです。

ニコニコ大百科とは、ニコニコ動画で主に使われるネットスラングなどを解説しているサイトとなります。

その中のとある記事でもともとは「生主記事」と表記されていたものが、「生放送主」と訂正されました。

この仕様の変更により、ニコニコ大百科や運営側では呼称を統一したようなのです。つまり公式としては動画の配信者だあるユーザーを、「生放送主」として統一して呼称しているのです。

しかし「生主」という言葉が広く広まっていることから、公式以外での訂正は浸透していないのが現状となっています。

未だに「生主」を使うユーザーが圧倒的に多いのです。

「生主」の例文・用例

生主を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●前まで普通の生主 だった人が、今では凄い有名なインフルエンサーになってる。
●なんかあのユーチューバーは生主 っぽさがチラホラ見受けられる気がする。

SNSでの「生主」の使われ方

「生主」の類義語

生主の類義語は、「スレ主」です。

スレ主の意味は、スレッドの主の略語となっています。

生主の「主」と同じで、作成側(配信側)のユーザーを指しています。つまり「スレ主」とは、「スレッドを立てた(作った人)」という意味となるのです。

このようになにを発信したか?が異なるだけの、「〇〇主」という言葉が類義語として当てはまるでしょう。他には動画をアップした人を「うp主」と呼びます。

「生主」の対義語・反意語

生主の対義語は、「視聴者や閲覧者」です。

意味は、ある作品などを鑑賞する人です。

生主が配信側のユーザーでした。言い換えれば配信側のユーザーとは、発信者です。

発信者の対義にいるユーザーは、それを観る人たちとなります。そのため「生主」の対義語には、受け手を表す「視聴者や閲覧者」が当てはまるのです。