「ンゴ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ンゴ」の意味とは
ンゴとは、「~してしまったよ」「~だったよ」という意味です。
ンゴは、それ自体に意味はありません。たとえるなら、関西弁の「(何してん)ねん」のようなものです。
ンゴは、もともと失敗したりやらかしたりした際に、ある種自虐的なニュアンスで語尾につける言葉でしたが、最近では「お疲れンゴ」や「おいしかったンゴ」のように意味なく使う場合もあります。
ンゴの語源
「~ンゴ」という表現の由来は、匿名掲示板2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)の野球chや「なんでも実況J(なんJ)」で使われていたのが始まりです。
2008年のプロ野球開幕戦、楽天イーグルス所属の「ドミンゴ・グスマン」という抑えの外国人投手がまさかの逆転負けを喫してしまいました。
また、二日後にも同様の失態をおかし、2ちゃんねるやなんJの実況では「ドミンゴ~!!!!」「ドミンゴwwwww」といった書き込みで賑わいました。そしてそれを縮めた「ンゴwww」という書き込みが頻出し、局地的な話題となりました。
以来、その時のドミンゴのような「やっちまった」「失敗しちゃった」という状況を表現する際、語尾に「~ンゴ」をつけるのが流行りだしたのです。
例:怒られたンゴ
「~ンゴ」の表現の広がり
嘲笑や自虐の意味合いが強かった「ンゴ」という表現ですが、2ちゃんねるからTwitterなどのSNSへと広がっていくなかで、そのニュアンスは徐々に薄れていきます。
2017年には、「JC・JK流行語大賞」のコトバ部門で第五位を獲得するほど若者に浸透していきました。
参考:https://www.news24.jp/articles/2017/12/06/07379782.html
記事にもあるように、この時点では既に「軽いノリ」「語感がよくなる」と紹介されており、現在も気軽に使えるおもしろい語尾、くらいの意味で使われることがほとんどです。
ンゴを使う際の注意点
ンゴの注意点は特にありません。10代女子を中心に流行していて、多くの人に認知されつつある言葉で、今後も広く使われるようになっていくと思われます。
「ンゴ」の例文・用例
ンゴを使った例文・用例を紹介します。
・遅刻したンゴ
・この店のカレーは美味しかったんご
SNSでの「ンゴ」の使われ方
「ンゴ」の類義語
ンゴの類義語はありませんでした。
「ンゴ」の対義語・反意語
ンゴの対義語・反意語はありませんでした。