「ポジハメ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-04-01

「ポジハメ」の意味とは

ポジハメとは、横浜DeNAベイスターズのファンの中で特にポジティブな人という意味です。

「ポジハメ」とは、「プロ野球球団の横浜DeNAベイスターズのファンの中で、とりわけてポジティブな人たち」を指した単語となっています。

ポジハメの「ポジ」はポジティブを表していますが、「ハメ」は「ハメカス」を表した略語です。

この「ハメカス」とは、横浜DeNAベイスターズのファンの蔑称ともなっています。

ポジティブという単語に続いているものが、蔑称ですのでネガティブな要素を含んだ単語でもあるのです。

そのため使用の際には注意が必要と言えるでしょう。

またポジハメがよく使われるのは、ネット掲示板の5ちゃんねるや2ちゃんねるです。

それらの中の「なんj」や「おんj」といった、実況板で多く使われています。

そうした使用などの観点から、ポジハメはネットスラングとして分類することができる単語です。

「ポジハメ」の語源

ポジハメの語源は、Yahoo知恵袋へのとある投稿です。

ポジハメという単語が誕生したキッカケには、2013年に投稿されたとあるYahoo知恵袋への投稿が挙げられます。

その投稿とは以下のものでした。

「WBC台湾代表のワンイーゼンは今日でますかね?横浜ファンの僕にとってはワンイーゼンが唯一の横浜からのWBC代表なので横浜にもこんな選手がいるんだ!と全国に発信して欲しいんです(*^○^*)」

出典:yahoo知恵袋

この投稿の背景にはこの年のWBC選抜には横浜の選手は選出されていなかったものの、台湾代表に横浜のワンイーゼン選手が選抜されていたために投稿された内容となっています。

そして台湾代表として試合に登板したワンイーゼン選手でしたが、投稿の期待度とは真逆の3連続長打を浴びて1アウトも取れずに降板という悲惨な結果となったのです。

投稿内容の期待感溢れる内容と、ワンイーゼン選手の悲惨な結果のギャップがウケて「ポジハメ」という言葉が広まりました。

しかもこの結果を受けた後に投稿者が、「出来れば無関係を装いたい炎上ぶりですね。」という辛辣なコメントを追加したことでさらに盛り上がったのです。

追加のゴメンも相まって、ポジティブ感が強調される結果となったと言えるでしょう。

こうした背景があるために、ポジハメ自体にはあまり良いニュアンスの意味を含んでいないと言えるのです。

「ポジハメ」のポジハメくん

ポジハメは、ポジハメくんという顔文字を持っている単語です。

上記の語源内で紹介した元となった投稿の、その最後に付けられた(*^○^*)」という顔文字を通称「ポジハメくん」と呼んでいます。

上記の投稿内容の象徴として使われるようになっており、使い方は「〇〇なんだ(*^○^*)」」などと他球団ファンを象徴する意味合いで使われる顔文字です。

さらには顔文字の中の口にあたる部分を、別の文字に置き換えてやり取りをするというお決まりの掛け合いとしても親しまれています。

こちらもネット掲示板でよく使われており、ポジハメという単語と一緒に覚えておきたい顔文字です。

「ポジハメ」の例文・用例

ポジハメを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●横浜ファンは、基本ポジハメ じゃないと務まらないよ。
●SNSでポジハメ を使う時は、ハッシュタグを付けるといいよ。

SNSでの「ポジハメ」の使われ方

「ポジハメ」の類義語

ポジハメの類義語は、「ポジハメおじさん」です。

ポジハメおじさんとは国際ジャーナリストである浅井信雄さんを指しており、熱狂的な横浜DeNAベイスターズファンとして知られています。

過去に出演していた「サンデーモーニング」内で、チームの状況がどんなに悪くても応援のコメントをしていたことから「ポジハメおじさん」と呼ばれるようになりました。

ポジハメからの派生語となっているため、類義語として挙げることができるでしょう。

「ポジハメ」の対義語・反意語

ポジハメの対義語は、「ネガハメくん」です。

意味は、あまりにもチームが悪い状態の時に使われる顔文字です。

ポジティブの反対の意味であるネガティブを表しており、正しくは「ネガハメくん(ヽ*´◯`*)」となります。

ポジティブの反対語のネガティブを含んだ顔文字となるため、ポジハメの反対語と言えるでしょう。