「ROM、ROMる」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ROM、ROMる」の意味とは
ROM、ROMるとは、ネット掲示板やSNSなどで、読むだけで書き込まない人やその行為を意味するネットスラングです。
「ROM、ROMる」の由来
コンピューター用語で「ROM」というと、正しくは「read only memory」の頭文字をとったもので、読み出し専用で書き込めない半導体メモリのことを指します。
匿名掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)において、これをもじって「read only member=書き込まずに読むだけのメンバー」という和製英語を当てはめたのが「ROM」というスラングになり、動詞として「ROMる」という表現も生まれました。
「ロムる」とカタカナ表記されることもあります。
「ROM、ROMる」を使う場面
ネット掲示板などで、空気の読めない発言をした際にリプライ(返信機能)で「ROMれ(読み専門になれ)」と諭される場面が多く見受けられます。
有名な煽り文句には「半年ROMってろ」という表現があり、今までの流れを汲んでいないと思われる発言や基本的なことを自分で調べないで質問する様子を見かねて「空気が読めるようになるまで、半年書き込まずに読む専門になって勉強してね」という意味を込めた定型文になります。
また自ら「(状況がつかめないので)ちょっとROMっとくわ」と宣言する使い方も可能です。
「ROM、ROMる」の派生パターン
ROMの2つのパターンを紹介します。
ROM専
「ROM専門」の略で、掲示板や動画投稿サイト、SNSなどのネットコミュニティの中で、自分は書き込まずに読んだり視聴したりするだけの人という意味です。
自分から「ROM専です」と宣言したり、SNSのアカウント名につけて「ほとんど書き込まないアカウントですよ」とアピールすることもありますし、「あいつはほとんどROM専だよな」と他人のことを表現する際も使われます。
POMる(ポムる)
POMとは「プレビューオンリーメンバー」という和製英語の頭文字をとったもので、「ROMる」と同じ意味で使われます。
「ROM、ROMる」の例文・用例
ROM、ROMるを使った例文・用例を紹介します。
●ずっとROMってたけど、そろそろ発言してみようかな。
●あーごめんこれくらい調べればよかった・・一生ROMるね・・・。
SNSでの「ROM、ROMる」の使われ方
「ROM、ROMる」の類義語
ROM、ROMるの類義語は、「読み専」です。
こちらは上述の「ROM専」と同じ使われ方をし、書き込まずに読む専門の人を指します。
「ROM、ROMる」の対義語・反意語
ROM、ROMるの対義語・反意語はありませんでした。