「鯖」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「鯖」の意味とは
鯖とは、サーバーという意味です。
「さば」と読みます。
本来は魚の名前ですが、ネット用語の鯖は魚のことではなく、サーバーのことを指します。
サーバーというのは、ネット上で情報やサービスを提供するコンピューターのことです。
「鯖」の語源
給仕人という意の英語「server」をカタカナ語にしたのがサーバーですが、発音が近いことから漢字に置き換えたのが鯖です。
ちなみに、同じようにカタカナ語を漢字に置き換えた表現は他にも沢山あり、アカウントを「垢」、シリアルコードを「尻」などがそれです。
色々な「鯖」
鯖はネットやゲームにおいてとても有名な言葉です。
そのため、様々なサーバーに関する言葉が鯖で置き換えられています。
例を紹介します。
鯖落ち
サーバーダウンのことです。
アクセスが集中しすぎたり、ハードディスクが故障してしまったりしてサーバーが機能しなくなってしまう状態のことをいいます。
鯖重い
サーバーに負荷がかかっていて反応が悪く、重たくなっている状態のことです。
レン鯖
レンタルサーバーのことです。
その名の通り、貸し出されるサーバーのことや、サーバー設備をレンタル出来るサービスのことを指します。
串鯖
プロキシサーバーのことです。
「プロキシ」は「プロクシ」とも読むのでクシの部分が漢字に置き換えられ「串鯖」になりました。
プロキシは英語で「Proxy」で、代理という意味があります。
なのでプロキシサーバーとは、ネット接続することができないコンピューターに代わってインターネットに接続し、サイトへアクセスするサーバーのことをいいます。
自鯖
自宅サーバーです。
自分の家のコンピューターをサーバーとしている状態をいいます。
3鯖
これは「No.3のサーバー」という意味です。
オンラインゲームなどでは、鯖の前に数字をつけることで、どのサーバーかを表現することがあります。
「No.6のサーバー」は「6鯖」です。
ちなみに、No.3のサーバーを使用している人たちのことを「3鯖民」といいます。
鯖缶
あの美味しい鯖の缶詰が思い浮かんでしまうところですが、ネット上ではサーバーキャンセルのことを鯖缶といいます。
オンラインゲームにおいて、サーバーに接続出来ない状態を指します。
「鯖キャンセル」が「鯖キャン」に略され、キャンが缶に置き換えられて「鯖缶」となりました。
また、サーバーの管理者のことも「鯖管」や「鯖缶」と表現します。
「鯖」の例文・用例
鯖を使った例文・用例を紹介します。
●オススメの鯖教えてください。
●あれだけ人気なら鯖落ちも仕方ないよね。
SNSでの「鯖」の使われ方
「鯖」の類義語
鯖の類義語は、「サーバー」、「ホスト」です。
サーバーとは、ネット上でサービスを提供するコンピューターのことです。
ホストもまた、サーバーと同じ役割をするコンピューターのことを指します。
ただホストの方は、サーバー以外にクライアントやルータなどが役割のコンピューターも含んだニュアンスになります。
「鯖」の対義語・反意語
鯖の対義語は、「クライアント」です。
英語で「client」、直訳すると依頼人という意味があります。
ネットにおいてクライアントとは、サービスを利用する側のコンピューターという意味です。
サービスを提供するのがサーバーならば、それを受けるのがクライアントです。