「サザエさん時空」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「サザエさん時空」の意味とは
サザエさん時空とは、アニメでは定番の設定である時間の概念はあるもののキャラクターが年を取らない状態という意味です。
「サザエさん時空」の語源
サザエさん時空の語源は、その名の通りアニメ版サザエさんが由来です。
「サザエさん時空」の特徴
現実と同様、四季があり季節が過ぎても登場人物は年を取らず、学生キャラクターの学年は上がりません。誕生日の設定があったとしても同様です。
ただし、例外として赤ちゃんからある程度の年齢まで成長する、独身から結婚するなどの多少の成長はあります。
また、時事ネタを盛り込むケースもあり、万博やオリンピックに関する話が出てくることもあります。
「サザエさん時空」が使われている理由
この設定は、サザエさんのような日常ものや学園もので多く見られます。
理由としては、主人公や登場人物がその年齢であることに重要な意味があるためです。
現実通り成長してしまっては、作品として成り立たなくなります。
また、人気が出すぎて終わらせることができないという理由を持つこともあり、永遠に旅が終わらない、謎が解決されないなどの作品がそれに当たります。
「サザエさん時空」のパターン
サザエさん時空には2パターンあると言われています。
- 時事ネタなど作品中に時代の流れが見られるもののと主人公が年を取らない
- 作品中に時代の流れが見られない
上記の2パターン別にどんなアニメがあるのでしょうか。
1、時事ネタなど作品中に時代の流れが見られるもののと主人公が年を取らない
- コルゴ13
- こち亀
2、作品中に時代の流れが見られない
- サザエさん
- 名探偵コナン
- ドラえもん
- クレヨンしんちゃん
「サザエさん時空」のデメリット
上記の通り、サザエさん時空はアニメ界では欠かせない設定ではあるものの、デメリットも生じることがあります。
新たなキャラクターを出しづらく、マンネリ化しやすいという問題があります。
また、成長したり学習したことが毎回リセットされるため、同じことの繰り返しに陥りやすいというデメリットも。単調な作品にならないように意識する必要があります。
長期作品ではやむを得ず声優の交代なども発生するため、一部ファンからのマイナス評価も否めないでしょう。
「サザエさん時空」の派生
最初は登場人物の年齢が上がっていく設定だったもので、連載の長期化などにより途中から時が止まる作品や、連載終了に向けて急に年をとる設定の作品があります。
他にも様々な理由で年齢が若返ったりする作品もあり、これらはサザエさん時空とは少し異なりますが、近しいものと言えるでしょう。
「サザエさん時空」の例文・用例
サザエさん時空を使った例文・用例を紹介します。
●このアニメの主人公はいつまでも小学生だから、サザエさん時空が使われている。
●サザエさん時空を使わなければ、とっくにこのアニメは終了している。
SNSでの「サザエさん時空」の使われ方
「サザエさん時空」の類義語
サザエさん時空の類義語は、「イソノ時空」・「サザエさん方式」です。
「サザエさん時空」の対義語・反意語
サザエさん時空の対義語は、ありませんでした。