「すこ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「すこ」の意味とは
すことは、好きという意味です。
「すこ」はいわゆるところの若者言葉であり、発祥はニコニコ動画と言われています。
その中の生実況のコメントとして、使われたことがはじまりとされています。
具体的には2012年にあったある生実況中に、あるユーザーが「ここ好き(ここすき)」とコメントしようとしたことの打ち間違えだったとされています。
その後に2ちゃんねるでも使われるようになりました。またYouTubeにおいても、ユーチューバーの投稿作品へのコメントなどでもよく見かけます。
このようにニコニコ動画から発祥し、ネット上の各種サービスなどで広く使われるようになり広がった言葉です。
単に「好き」というよりも愛嬌があり、使いやすい点があって広がっていったものとかんがえられます。
「すこ」の語源
すこの語源は、好き(すき)の打ち間違えとされているのです。
上記の通りに発祥は、ニコニコ動画の生実況のコメントとされています。
生実況のコメントでは、コメントの打ち込みにスピードが要されます。生での実況にコメントをするため、リアルタイムでコメントをスピーディに打ち込む必要があるからです。
そのため「好き(すき)」を打ち間違えて、「すこ」としてしまったのです。
そしてこの打ち間違えが面白いと人気を呼び、現在では若者言葉として広くて浸透しています。
また2ちゃんねるでこの「すこ」を流行らせたのは、なんJさんだと言われています。
言葉の響きや発祥の元がコメントの打ち込みミスであることなどが、ネット上では面白いとされ若者の間でした急速に広がった言葉です。
「すこ」の応用編
すこは、応用した使い方ができる言葉でもあるのです。
すこの後ろに〇〇と、言葉を繋げることで利用の意味が広がります。
「すこ」では担任「好き」という意味ですが、その派生語として「すこ〇〇」とすることで使い方の幅が広がる点が特徴なのです。
代表的な例は以下となります。
・「すこれ」
こちらは「すこ」の後ろに、命令口調の「れ」を繋げた使い方です。
意味は好きにやりなよ!という意味です。
・「すこる」
こちらは「すこ」の後ろに、動詞化する「る」を繋げた使い方です。
意味は好きになるという意味です。
・「すこった」
こちらは「すこ」の後ろに、過去形となる「った」を繋げた使い方です。
意味は好きになったという意味です。
「すこ」の例文・用例
すこを使った例文・用例を紹介します。
●今回のこの作品は私的にかなりすこ だ!。
●この曲ガチですこ と思える名曲だと思う。
SNSでの「すこ」の使われ方
「すこ」の類義語
すこの類義語は、「愛や好意」です。
意味は、そのままですが愛することや好きになることです。
すこのニュアンスは単に好きというより、慈しみや愛情を込めたものとなります。
そのため単に好きが類義語というよりかは、この「愛」や「好意」が類義語として挙げられます。単なる打ち間違えから発祥した言葉ですが、広く使われる内にニュアンスが好きとは異なるものとなっていったのです。
「すこ」の対義語・反意語
すこの対義語は、「嫌悪」です。
意味は、憎み嫌うことや不愉快に思うことです。
すこは上記の通りに、ニュアンスとして単に「好き」というより「愛や好意」の意味合いが強い言葉でした。
そのため反対語でも単に「嫌い」というより、「嫌悪」の方が当てはまると言えるでしょう。特に後ろの意味である「不愉快に思うこと」の意味が、より対義語として当てはまってきます。