「盗り鉄」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2019-12-27

「盗り鉄」の意味とは

盗り鉄とは、「鉄道関連の設備や部品などを盗む人」という意味です。

盗り鉄は、鉄道ファンが鉄道関連のモノを盗むというニュアンスで使用される若者言葉です。部品のコレクションやオークションなどの転売目的で行われています。

主に盗り鉄に狙われやすい部品として、ナンバープレートやヘッドマークなどが有名です。また、近年は「盗り鉄の仕業か」というふうにニュースで見かける機会も増えています。

「盗り鉄」の語源

盗り鉄の語源は、撮り鉄です。

撮り鉄は、元々鉄道用語としては有名で「鉄道撮影をする人」を指します。その撮り鉄をもじり「盗り鉄」と呼ぶようになりました。

撮り鉄はマナーを守れば何の問題もない行動ですが、盗り鉄は犯罪行為です。同じ読み方でも、使い方と意味はまったく異なります。

「盗り鉄」を使う際の注意点

盗り鉄は、必ずしも鉄道ファンが行っている訳ではありません。盗品をお金に変えることが目的で、鉄道ファンではない人が盗みを働いている可能性もあります。

あくまで「鉄道関連の設備や部品などを盗む人」という意味で使用されるので、注意が必要です。

「盗り鉄」の例文・用例

盗り鉄を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●電車の部品がない、盗り鉄のせいか?
盗り鉄が部品を盗んだせいで、イベントが中止になった。

SNSでの「盗り鉄」の使われ方

「盗り鉄」の類義語

盗り鉄の類義語は、下記の通りです。

窃盗とは、「他人が所有するものをこっそりと盗む、持ち去る」という意味です。
クズ鉄とは、「盗り鉄やマナーの悪い撮り鉄などモラルのない鉄道ファン」という意味です。その他、「スクラップなどをした使えない鉄」という意味で使用されることもあります。

「盗り鉄」の対義語・反意語

盗り鉄の対義語・反意語はありませんでした。