「ツボる」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-10-30

「ツボる」の意味とは

ツボるとは、笑いのツボにはまるという意味です。物事に夢中になる、。感動するという意味でも使われることがあります。

「ツボる」の語源

ツボるの語源は、「つぼにはまる」です。
もともと「壺(つぼ)」という語は大きく次の意味があります。
①えぐれていて物を入れたり、さしたりする器状のもの。
②多くの中からそれを見きわめたところ。
(小学館『精選版 日本国語大辞典』)

「つぼにはまる」とは、「壺にはまった発言」のように「急所をはずさない。勘所を押さえる。」や、「思う壺だ」のように「こちらの見込んだ通りになる。図星にあたる。」という意味で用いられます。

このような意味から「ツボる」という表現は、笑いのツボにはまる場合のほかに、物事に夢中になる場合や、ある物事に感動する場合にも用いられます。
―筋トレとランニングってツボるとほんとに楽しくなる。(「夢中になる」というニュアンス)
―こないだの動画、マジでツボったわ~(「感動した」というニュアンス)

「ツボる」の英語表現

英語では、「have a laughing fit 」と表します。
「She had a laughing fit.」で「彼女はツボった」という意味です。

「fit」は「発作」という意味で、「突然」、「制御できない」という意味を含んでいるので、「笑いのツボにはまった」というニュアンスになります。

単に面白いと表したい場合は「funny」を使うこともできます。
「That’s funny.」で「それ面白いね。」という意味です。

「ツボる」とニュアンスの近い英語のネットスラングとしては、「LOL」、「haha」といった表現があります。
「LOL」は、「Laugh out loud 」の略で、日本語の「(笑)」に近い表現です。
「haha」は、笑い声をもとに表現したもので、「(笑)」や「w」に似たような使い方ができます。

「ツボる」の派生パターン

ツボった

「ツボった」とは「ツボる」の過去表現になります。
―笑っちゃだめだとわかってたけど、ツボったわ。

ツボすぎる

「ツボすぎる」とは笑いのツボにぴったりとはまってしまう、という意味です。
笑いが止まらなくなったり、面白すぎる、という場面で用いられます。
-あの表情、ツボすぎるw

「ツボる」の例文・用例

ツボるを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あの動画見た?ツボるわ。
●マジでツボるからやめて。

SNSでの「ツボる」の使われ方

「ツボる」の類義語

ツボるの類義語は、「ウケる」や「(笑)」「w」です。
面白いことや、笑えることに用いられるネットスラングです。

「ツボる」の対義語・反意語

ツボるの対義語・反意語はありませんでした。