「闇落ち」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「闇落ち」の意味
闇落ちとは、味方や善人、正義が堕落し、自ら悪の道へと進んでしまうという意味です。
「闇落ち」の特徴
闇落ちしたキャラクターは、これまでの様子からでは考えられない言動・行動を伴い、主人公と敵対します。
彼らは、最初こそ闇の力でパワーアップして味方を苦しめるが、その後噛ませ犬になるパターンが多いです。
そして、自らの意思で悪の道を選んでいるので、味方に復帰できるケースは少ないです。
たとえ改心したとしても、極端に弱体化しているか「この手は既に汚れてしまっている」などと言ってそのまま死亡してしまうことがよくあります。
なお、味方の中にひそむスパイなどの裏切り者や、敵の洗脳や支配などを受け強制的に悪役になった者は、闇落ちにはあたりません。
「闇落ち」する理由
多くの場合、闇落ちるキャラクターは「劣等感」、「疎外感」、「内なる欲望」などの負の感情を隠し持っており、なにかをきっかけにそのような感情に負けて、自らの意思で闇に落ちます。
きっかけの例は次の通りです。
「裏切りにあう、人間嫌いになる」信頼していた仲間や彼女に裏切られたショックで、悪の心を持ってしまうケースです。あるいは人間の争い・強欲さ・裏切りなどを見すぎて、人間嫌いになった結果、闇落ちしてしまうこともあります。
「恋人や親友の死による人生への絶望」愛していた唯一の恋人・親友などが死んでしまうことで、すべての生きがいを見失ったら、当然闇に落ちてしまいます。自暴自棄や逆恨みに陥り、世の中や人間を恨むようになってしまうからです。
「闇落ち」の英語表現
「闇落ち」は英語で、「To be steeped in vice(悪に染まる)」と表記します。
[steep]は「〜を浸す、染み出す」などを意味し、[steeped in]で「〜に深く染み込んだ」という意味になります。
[vice]は、「悪、悪徳」という意味です。
「闇落ち」の例文・用例
闇落ちを使った例文・用例を紹介します。
●闇落ちの結果 、彼女が主人公の宿敵になった。
●アナキン・スカイウォーカーは闇落ちの典型だ。
SNSでの「闇落ち」の使われ方
「闇落ち」の類義語
闇落ちの類義語は、「悪堕ち」です。
「悪堕ち」は、敵や悪人などの影響を受けて、強制的に悪の側につくことです。
「闇落ち」と「悪堕ち」では、自分の意志か相手の強制力か、という点で区別され使われています。
闇落ちの対義語・反対語
闇落ちの対義語は、「光落ち」です
「光落ち」とは、敵や悪人として登場したキャラクターが、物語の途中で改心し善良な味方になることです。
例えば、敵が主人公と何度も交戦することで影響を受け、善の心を持つようになる、自分より力の弱いもの(女性や子供、動物など)と身近に接するうちに改心する、などがあります。