「アニオリ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アニオリ」の意味とは
アニオリとは、「アニメオリジナル」の略で 原作である小説や漫画にはない、「アニメオリジナル」のキャラクターの登場やストーリー展開のことを意味します。
アニメ化する際に、「アニオリ」が使われる理由は、主に5つに大別することができます。
① ストーリーのみオリジナルの場合
② 原作エピソードを脚色する場合
③ シーンを引き伸ばす場合
④ 完結していない原作よりアニメが早く最終回を迎える場合
⑤ 放送倫理上の問題の場合
以上の5つです。
①ストーリーのみオリジナルの場合
キャラクターや設定など軸は原作からブレず、もちろん原作をリスペクトしながら、アニメとしてはオリジナルのストーリーを展開していくことです。
その多くは原作者の逝去で、原作の続編が不可能な場合などに見られます。
広く知られているアニメで言えば、『サザエさん』や『ドラえもん』、「ちびまる子ちゃん」『クレヨンしんちゃん』などが挙げられ、長寿番組として支持され続けています。
②原作エピソードを脚色する場合
原作では触れられていなかったエピソードを追加したり、原作のエピソードをよりドラマティックに演出するためにシーンを追加したりしていくことです。
スペシャル版のテレビアニメや、映画化など長編ものに多く見られます。
③シーンを引き伸ばす場合
原作にアニメが追いついてしまったり、原作の中でも重要なシーンには、原作にない描写を盛り込んだり、過去のエピソードをフラッシュバックさせたりして、ワンシーンを引き延ばすことです。
テレビのレギュラー枠でのアニメ番組に多く見られます。
最近では、放送時間が短いものもあり、引き伸ばすとは逆に、原作で描かれているところを削るアニオリが増えてきています。
④完結していない原作よりアニメが早く最終回を迎える場合
現在ではそう多くはないが、テレビ業界では改変時期があるため、原作よりも早く最終回を迎えるケースも。
そのため、原作ではまだ描かれていない結末を、アニメが先に描かなければならないため、オリジナルストーリーで完結させるということがあります。
⑤放送倫理上の問題の場合
未成年者が煙草を吸うシーンをはじめとする、テレビ放送の倫理上の点から、アニメではオリジナルストーリーが挿し込まれる場合があります。
最近では、DVDやネット配信なども増えてきていることから、注意喚起のコメントを入れながらも原作そのままの描写をアニメ化することが多くなってきました。
「アニオリ」の例文・用例
アニオリを使った例文・用例を紹介します。
●先週の アニオリ回は許せない!
●あの アニオリ展開、良かったよね。
SNSでの「アニオリ」の使われ方
「アニオリ」の類義語
アニオリの類義語はありませんでした。
「アニオリ」の対義語・反意語
アニオリの対義語・反意語はありませんでした。