「バッテリー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「バッテリー」の意味とは
バッテリーとは、野球で、投手と捕手のペアを指す言葉です。
投手は打者に打たれないよう捕手に向かって投球し、捕手は投手の投げた球を捕球するのが主な役割で、主に捕手が投手に対して様々なサインを出し、協力しながらプレーします。投手と捕手の協力によって打者を封じて試合に勝つなど、素晴らしいプレーを見せた場合に、「優れたバッテリー」という言葉を用いて評価されます。
バッテリーはその協力関係から「夫婦」にたとえられることも多く、キャッチャーのことを「女房(役)」と呼ぶこともあります。バッテリーは、野球において最も重要な二人組で、チームの勝敗を左右する重要な役割を担っています。
「バッテリー」の語源
英語のバッテリー(battery)には「砲台」という意味があります。
1980年代にアメリカの歴史家、スポーツライターであるヘンリー・チャドウィック氏が野球チームの投手力を大砲の火力に例えてバッテリーと呼んだことが始まりといわれています。当時は南北戦争時代の真っただ中であったため、投手力を大砲の火力にたとえたことはアメリカ人にとって理解しやすい表現でした。投手がボールを投げる様子が大砲を打つ様子に似ていたことが、その根拠だという説もあります。
このように最初は投手のことをバッテリーと呼び始めましたが、次第に捕手も含めて、協力関係にある投手と捕手のペアを指す言葉として使われるようになりました。
英語のバッテリーの語源は、ラテン語のバットゥエレ(battuere)とされています。その本来の意味である「打つ・叩く・攻撃する」が次第に派生していき、「大砲・砲台」の意味でも使われるようになりました。
「バッテリー」の例文・用例
バッテリーを使った例文・用例を紹介します。
●息の合うバッテリーがチームを勝利に導いた。
●高校でもバッテリーを組んで甲子園に出よう。
SNSでの「バッテリー」の使われ方
「バッテリー」の類義語
バッテリーの類義語は「ピッチャーとキャッチャー」や「投手と捕手」です。
「バッテリー」の対義語・反意語
バッテリーの対義語・反意語はありませんでした。