「カットライン」とは？意味と例文が３秒でわかる！

2022-02-19

「カットライン」の意味とは

カットラインとは、髪の毛の切り口で作り出される輪郭のことです。

髪の毛一本一本の切り口ではなく、主に「前髪」「後ろ髪」などブロックごとの毛先が作り出す輪郭を指します。

カットラインを揃えることでヘアスタイルが整えられますが、揃え過ぎるとかえって不自然になるケースもあります。

また、ヘアスタイルにナチュラルな印象を加えたい場合には、あえてカットラインを不揃いにするテクニック（シャギーカットなど）が用いられます。

カットラインと似ている言葉で「アウトライン」があります。

アウトラインとは、髪型の輪郭・シルエットのことです。

カットラインは毛束の断面が作る輪郭のみを指すのに対して、アウトラインは主にヘアスタイル全体の輪郭を指します。

美容師に希望の形やボリューム感を伝える場合には「アウトライン」を用います。

「アウトラインをすっきりさせてください」
「アウトラインに外ハネを加えたい」

という風に仕上がり後の全体のイメージを伝えます。

一方、毛束の断面を揃えたり、希望の形を変えたい場合には「カットライン」を用います。

「前髪のカットラインを揃えてください」
「後ろ髪のカットラインはU字でお願いします」

このように毛先の具体的な形を伝える時に用います。

カットラインの揃え方の種類として、主に以下3パターンがあります。

・水平
・V字
・U字

それぞれの特徴について説明します。

毛束を水平に切り揃えたカットラインです。

前髪から後ろ髪まで同じ長さに見える「ワンレングス」では、とりわけ水平なカットラインがクールな美しさを引き立てます。

また、前髪のカットラインを水平に揃えるヘアスタイルのことを「ぱっつん」と言います。

人気の高い「ぱっつんボブ」は、ぱっつんにした前髪以外の髪の毛を襟足までの伸ばしたヘアスタイルのことです。

一方、ロングヘアで後ろ髪のカットラインを水平に切り揃える場合もありますが、後述するV字やU字に比べると人気は高くありません。

ロングヘアで後ろ髪のカットラインをV字に揃えると、うなじ付近のクビレが際立ち、下方が広く見えます。

一方、より長めの髪型だと後ろ髪の下方がすっきりとした印象に見えることが多いです。

ロングヘアの後ろ髪のカットラインとして、最もポピュラーな形の一つで、V字と同様に綺麗なクビレが出来ます。

一方、後ろ髪を二つに分けてフロントに持ってきたときに上手くまとまりにくい等のデメリットもあります。

カットラインを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●カットラインを揃えずにナチュラルな感じでお願いします。
●カットラインが揃い過ぎて格好悪い。

カットラインの類義語はありませんでした。

カットラインの対義語・反意語はありませんでした。