「エトセトラ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「エトセトラ」の意味とは
エトセトラとは、「〜など・などなど・その他いろいろ・その他もろもろ」という意味です。
「エトセトラ」の語源
エトセトラの語源はラテン語の「et cetera」です。本来の発音は、「エトセトラ」ではなく、「エトセトュラ」「エトュセテラ」。意味は、「〜など・その他もろもろ」です。
「et」は英語の「and」を意味し、「cetera」は「その他」の意味を表しています。
「エトセトラ」の略語
「エトセトラ」の正しい略語表記は「etc.」です。これは、語源となった「et cetera」の頭文字3つをとったものになります。
「etc.」を表記するときは、最後に「.」(ドット)をつけるのを忘れないように注意しましょう。
「etc」だけでも意味は通じますが、正しい表記は「etc.」となります。
読み方は変わらず「エトセトラ」であることも注意してください。
「etc.」を使うときの注意点
文章の中で「エトセトラ」を使うときは、カタカナ表記が使われることはほとんどなく、略語表記の「etc.」が使われることがほとんどです。
文章中で使うときは、一般的に同じジャンルの単語をいくつか並べた後に使用されます。
「etc.」の前に「,」(カンマ)をつけるようにしましょう。
「エトセトラ」の英語表現
「etc.」と同じ意味を持つ英語表現で、「and so on」があります。これも「〜など・その他もろもろ」という意味で、文末に使います。
会話の中での「エトセトラ」
会話の中での「エトセトラ」は、詳細を説明するのを省略したい場合や全ての要素を列挙する必要がない場合に使われます。
日本語では、詳しく言うことを避けたい場合や、曖昧にしておきたい場合に「〜など」の表現を使いますが、英語で「エトセトラ」が使われる場合はそのような意味は持ちません。
英語で使われる場合は、「長いので省略します」と言う意味で使われるので、英語で会話する際は気をつけましょう。
エトセトラの注意点
また、人を列挙する際には「エトセトラ」を使わないという点に注意しましょう。
複数の人を列挙する際、「エトセトラ」を使って省略するような言い方は、失礼に値します。
さらに、1つの会話の中で何度も「エトセトラ」を使ってしまうと、曖昧な印象を与えてしまい、具体性が失われたり信憑性に欠けてしまったりすることがあります。使いすぎには注意しましょう。
「エトセトラ」の例文・用例
エトセトラを使った例文・用例を紹介します。
●私の好きなフルーツはりんご、みかん、ぶどう、 エトセトラ。
●恋愛にまつわる エトセトラ
SNSでの「エトセトラ」の使われ方
「エトセトラ」の類義語
エトセトラの類義語は、「など・等々・その他・その他諸々・とか・云々・かくかくしかじか」などがあります。
「エトセトラ」の対義語・反意語
エトセトラの対義語は、「メイン」です。「メイン」は「主要な」という意味であり、主要な部分ではない「その他」を意味する「エトセトラ」の対義語といえるでしょう。