「グリップ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「グリップ」の意味とは
グリップとは、野球のバットの握る部分、またはその握り方という意味です。
「グリップ」の語源
グリップの語源は、英語の「grip」です。動詞としては「~を握る」「~をしっかりと掴む」という意味で使われ、名詞としては「握り方」「つかむ場所(つかみ部分)」といった意味があります。
そこから、バットの握る部分やその握り方のことを「グリップ」と呼んでいます。
「グリップ」の位置
野球で投球を打ち返すために欠かせない「バット」は、各部に名称があります。
まずグリップの反対側の、バットの先端部分は「トップ」や「ヘッド」と呼ばれます。
そしてそのすぐ下をバットの「芯」と呼び、ここにボールを当てることで遠くへ飛ばすことができます。
さらにその下、グリップに近い場所は「根元」と呼ばれ、ここにボールが当たっても弱い当たりとなってしまいます。
そして、その下にあるバットを握って操作する部分が「グリップ」です。
手がバットに触れる大切な場所で、グリップの握り方を習得するのはバッターにとって重要です。
金属バットにはゴムのテープが巻かれ、木製バットでは松脂でできたグリップガードを塗ることで手からすべらないようにしています。
また、グリップの一番下には「グリップエンド」という突起があります。これにより、バットが手から抜けないようになっています。
「グリップ」の握り方
グリップの握り方は選手の体格やバッティングスタイルによって千差万別ですが、基本的な握り方(右打ちの場合)は以下のようになっています。
- 左手第一関節にグリップを当て、小指・薬指・中指で握る
- 人差し指と親指には力を入れず、軽く曲げる
- 右手は左手の上部分に、同じような手順で握る
強く握りすぎると手首のしなやかさが失われるため、力をうまく抜くのがポイントです。また、グリップエンドからは少し間を開けて握ることが推奨されています。
手のひらを中心に握る方法を「パームグリップ」、指の付け根で握る方法を「フィンガーグリップ」と呼び、自分にとって握りやすいグリップの方法を選択します。
「グリップ」の例文・用例
グリップを使った例文・用例を紹介します。
●もっとグリップは力を抜いて!
●グリップのテープそろそろ巻きなおそう。
SNSでの「グリップ」の使われ方
「グリップ」の類義語
グリップの類義語はありませんでした。
「グリップ」の対義語・反意語
グリップの対義語・反意語はありませんでした。