「オンサイド」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「オンサイド」の意味とは
オンサイドとは、サッカーコートの中でフィールドプレイヤーによるプレーが認められているスペースのことです。
「オンサイドポジション」または「オン」と呼称される場合もあります。
オンサイドという表現が用いられるのは、主に「オフサイドか否か」判定したり、議論される場面です。
オフサイドとは「フィールドプレイヤーによるプレーが認められていないスペース」のことで、オンサイドの対義語です。
パスを受ける味方選手が以下の条件のいずれかに当てはまれば、オンサイドが認められプレーを続行できます。
・ハーフウェーライン(コートの中央)より自陣側にいる
・ボールよりも自陣側にいる
・相手ゴールに2番目に近い相手選手よりも自陣側にいる
逆に上記の条件に全て違反するとオフサイドと判定され、相手に間接フリーキックの権利が与えられてしまいます。
サッカーのニュースにおける「オンサイド」の用例
サッカーのニュースやインタビューでどのように「オンサイド」が用いられているか数例紹介します。
まず、エディンバラの地元紙『ザ・スコッツマン』が、22年8月28日に行われたスコットランドのサッカーチーム「セルティックFC」と「ダンディー・ユナイテッドFC」の試合に関する論評の中で「オンサイド」という用語を使っています。
セルティックに所属する日本代表FWの古橋亨梧が、試合の前半だけでハットトリックを決めた快挙に触れ、ペナルティエリア前に出されたボールをシュートした2得点目に関して以下のように評価しました。
「オフサイドからオンサイドへの動きで得た2得点は、ハイレベルなインテリジェンスの高さを示していた」
※参考:https://the-ans.jp/news/263265/
また、22年8月14日に行われたオランダのサッカーチーム「スパルタ・ロッテルダム」と「AZアルクマール」の試合において、「オンかオフか」の判定が実施されました。
スパルタのFWヴィトー・ファン・クローイのゴールに対して、副審が旗を挙げましたがVAR(映像を用いた審判員)によってオンサイドであることが確認されました。
このゴールは同リーグにおける最速ゴール記録である8秒と同等と認められ、歴史に残るプレーとなりましたが、スパルタは2-3で敗北してしまいました。
ちなみに、スパルタには日本人選手の斎藤光毅が、AZには菅原由勢が所属しており、日本の海外サッカーファンからも注目が集まっていましたが、両者ともベンチ入りのまま出番はありませんでした。
※参考:https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=424637
「オンサイド」の例文・用例
オンサイドを使った例文・用例を紹介します。
●オンサイドの判定に批判が殺到する。
●VARによってオンサイドだと認められた。
SNSでの「オンサイド」の使われ方
「オンサイド」の類義語
オンサイドの類義語はありませんでした。
「オンサイド」の対義語・反意語
オンサイドの対義語は、「オフサイド」です。
オフサイドとは、フィールドプレイヤーによるプレーが認められていないスペースのことです。
パスを受ける選手が以下の3条件すべてに当てはまるとオフサイドとなり、相手チームに間接フリーキックを許します。
・相手の陣地にいる
・ボールよりも相手ゴール側にいる
・相手ゴールに2番目に近い相手選手よりも相手ゴール側にいる