「ハンデキャップ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-09-16

「ハンデキャップ」の意味とは

ハンデキャップとは、競走馬が特定のレースにおいてなるべく互角に戦えるように走破距離や負担重量によって実力差を調整することです。「ハンディキャップ」とも表記します。

「ハンデキャップ」の語源

ハンデキャップの語源は英語の「handicap」で、「不利な条件」「不利益」「困難な状況」といった意味があります。

スポーツやゲームなどにおいて「ハンデキャップ」または「ハンデ」というと、競技を行う者同士で大きな実力差がある場合、公平に競技ができるよう調整するための設定のことを指します。競馬をはじめ様々なスポーツの他に、将棋や囲碁などの試合でも採用されています。また、この実力差を埋める設定を操作する人のことを「ハンデキャッパー」と呼びます。

「ハンデキャップ」をつけたレース

競馬には「ハンデキャップ競走」や「ハンデキャップ戦」と呼ばれるレースがあり、出走馬の実力などを考慮して全ての馬に勝つ可能性をもたせるため、強い馬にハンデを与えるレースのことを指します。
競馬においてのハンデのつけ方には「走破距離の調整」と「負担重量の調整」の2種類がありますが、日本の競馬では負担重量の調整が採用されています。

どの馬にどのくらいのハンデを与えるかは、JRAのハンデキャップ作成委員がそれぞれの馬の実績やその時のコンディションなどを考慮して決定します。
まず一番大きい負担重量を背負う「トップハンデ馬」を決め、そこから個々の実力などに応じて負担重量を減らしていきます。ハンデの下限は48kgと決められており、トップハンデ馬でも60kg以上を背負うことはほぼありません。

ハンデの差が1kgあると1馬身(約2.4m)の差がでるといわれており、実力が上位の競走馬でも、ハンデの差で下位の馬に負けることもありえるため予想が立てづらいという特徴があります。

「ハンデキャップ」の例文・用例

ハンデキャップを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●今日のはハンデキャップ戦か!これはあえて人気のない馬を狙ってみようかな。
ハンデキャップのレースはいつも波乱だなぁ。

SNSでの「ハンデキャップ」の使われ方

「ハンデキャップ」の類義語

ハンデキャップの類義語は「ハンデ」「ハンデ戦」です。
ハンデキャップやハンデキャップを設けるレースを省略してこのように呼びます。

「ハンデキャップ」の対義語・反意語

ハンデキャップの対義語・反意語はありませんでした。