「サテライトチーム」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「サテライトチーム」の意味とは

サテライトチームとは、サッカーチームの二軍のことです。

「サテライトチーム」の試合が行われるリーグ

サテライトチームの試合が行われるプロサッカーのリーグとして「Jサテライトリーグ」と「Jリーグ育成マッチデー」「Jエリートリーグ」を挙げることができます。

Jエリートリーグは、JサテライトリーグとJリーグ育成マッチデーを発展させ、リニューアルしたものです。

そのため、JサテライトリーグとJリーグ育成マッチデーは現在行われていません。

Jサテライトリーグ

「Jサテライトリーグ」は、1992年から2017年まで行われていた、若手選手の育成を目的としたリーグです。

入場料は基本的に無料、またはトップリーグよりも割安で観戦できました。

当初はJリーグ加盟チームの参加が必須でしたが、1999年のJリーグが二部制に移行したことを受けて、J1チームの参加は必須、J2チームの参加は任意とされました。

通常、グループリーグでホーム・アンド・アウェーの2回戦ずつ総当たりする形式が取られましたが、年度によって全チームの総当たり戦や、上位チームによる決勝を行うケースもありました。

出場できる選手には年齢制限が設けられており、原則23歳以下の選手が対象でした。

しかし、ゴールキーパーの年齢制限は設けなかったり、数人程度のオーバーエイジ選手の出場が認められているなど、例外も存在します。

また、Jサテライトリーグは2009年から2016年まで廃止されていました。

廃止の主な理由は以下の通りです。

・練習試合と変わらず、真剣勝負にならない
・アマチュアチームを地域リーグに参加させるクラブが増えてきた。
・景気低迷による各チームの経費削減のため

2016年に各クラブの任意参加を認めたうえで再開し、2018年に「Jリーグ育成マッチデー」としてリニューアルされました。

Jリーグ育成マッチデー

「Jリーグ育成マッチデー」は、若手選手の強化・育成を目的に行われたリーグです。

前述の「Jサテライトリーグ」の後継的リーグであり、2018年から2019年まで実施されました。

2016年に再開したJサテライトリーグのレギュレーションでは順位付けを行わないのが原則でしたが、Jリーグ育成マッチデーでは順位に応じて「育成奨励金」が支払われるシステムが採用されました。

2020年に「Jエリートリーグ」と名称が改められました。

Jエリートリーグ

「Jリーグ育成マッチデー」は、21歳以下の選手の育成・強化を目的に行われているリーグのことです。

前述の「Jサテライトリーグ」「Jエリートリーグ」をリニューアルしたリーグで、本来は2020年に開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により翌年21年の開催に持ち越されました。

「サテライトチーム」の例文・用例

サテライトチームを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

サテライトチームの試合も十分楽しめる。
サテライトチームからトップに昇格した選手がゴールを決めた。

SNSでの「サテライトチーム」の使われ方

「サテライトチーム」の類義語

サテライトチームの類義語はありませんでした。

「サテライトチーム」の対義語・反意語

サテライトチームの対義語は、「トップチーム」です。

トップチームとは、Jリーグの公式戦に出場できる選手で構成されたチームのことです。