「SDGs」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「SDGs」の意味とは

SDGsとは、2001年策定のミレニアム開発目標(MDGs)の後継で、「持続可能な開発目標」という意味です。
2021年の世相を反映した流行語を選ぶ「2021ユーキャン新語・流行語大賞」の候補としてノミネートされました。
2015年9月に開催された国連サミットにおいて、加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されているもので、「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す」という国際社会での共通の目標です。
分かりやすく表現すると、「世界中の環境問題や貧困や差別、人権問題などの課題を、2030年までに世界で協力して解決しよう」という計画と目標です。

現在、世界中の国々は、気候変動などの環境問題、扮装、貧困、人権問題、感染症など、非常に多くの課題に直面しています。
今の暮らしを続けていては、この先地球で暮らしていくことが困難になると危惧するようになりました。
そこで、発展途上国への支援などを行うことで貧困で困っている人をなくし、年齢や性別、人種、民族、障害、宗教、出自、経済的地位等で差別をしない社会を実現すること、地球の自然環境に配慮しながら、国や企業が活動できるようにするなどの方針を立て、それを「17のゴール」と、ゴールにたどり着くための具体的目標である「169のターゲット」として表現しています。

「SDGs」の語源

SDGsは、「SDGs:Sustainable Development Goals」の略称です。

「SDGs」の目標

SDGsは、「17のゴール」と、ゴールにたどり着くための具体的目標である「169のターゲット」で構成されています。
目標は、
1「貧困をなくそう」
2「飢餓をゼロに」
3「すべての人に健康と福祉を」
4「質の高い教育をみんなに」
5「ジェンダー平等を実現しよう」
6「安全な水とトイレを世界中に」
7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
8「働きがいも経済成長も」
9「産業と技術革新の基盤を作ろう」
10「人や国の不平等をなくそう」
11「住み続けられるまちづくりを」
12「つくる責任つかう責任」
13「気候変動に具体的な対策を」
14「海の豊かさを守ろう」
15「陸の豊かさも守ろう」
16「平和と公正をすべての人に」
17「パートナーシップで目標を達成しよう」
の17つです。
地球上に住む人の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っており、発展途上国だけではなく先進国自身が取り組むユニバーサルなものです。
現在は日本でも積極的に取り組みが進んでいます。

「SDGs」の例文・用例

SDGsを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●学校の授業でSDGsについて習いました。
●企業理念の中にもSDGsに関わるものが含まれていることがほとんどです。

SNSでの「SDGs」の使われ方

「SDGs」の類義語

SDGsの類義語はありませんでした。

「SDGs」の対義語・反意語

SDGsの対義語・反意語はありませんでした。