「シーズンオフ」とは？意味と例文が３秒でわかる！

2021-12-22

「シーズンオフ」の意味とは

シーズンオフとは、プロ野球における試合が開催されない時期のことです。

別名「オフシーズン」とも言います。

英語の用法的には「オフシーズン」が正しく、「シーズンオフ」は和製英語です。

プロ野球の一年間は、「シーズン（活動期）」と「シーズンオフ（休止期）」に大別できます。

シーズンは毎年２月から春季キャンプとともに始まり、公式リーグ戦や日本シリーズなどが順次行われていく期間のことです。

一方、シーズンオフには試合が開催されず、代わりに「ドラフト会議」や「契約更新」「戦力外通告」といった球団との契約や人事に関わる手続きが行われます。

このようなシーズンオフ中の契約動向に関するニュースは、野球ファンの間で大きな賑わいを見せるため「ストーブリーグ」と総称される場合もあります。

また、この期間を怪我や疲れを癒したり、ゆっくり家族と過ごす時間にあてる選手も少なくありません。

ちなみにシーズンオフに入る時期は、球団や選手によって異なります。

シーズンオフが始まる時期は、主に以下４パターンの内どれかです。

１．公式リーグ後半戦の閉幕後（１０月上旬頃）
２．クライマックスシリーズ閉幕後（１１月上旬頃）
３．日本シリーズ閉幕後（１１月下旬頃）
４．秋季キャンプ終了後（１１月下旬頃）

クライマックスシリーズにはセ・パリーグの上位３位のチームのみ参戦できるため、３位以降のチームは公式リーグ後半戦の閉幕とともにシーズンオフに入ります。

クライマックスシリーズのファーストステージおよびファイナルステージの敗者も続々とシーズンオフに入り、各リーグの優勝チームだけが日本シリーズへと勝ち進みます。

そして、日本シリーズの閉幕後、上位２チームのシーズンオフが始まります。

また、その間に秋季キャンプのある球団は、シーズンオフはキャンプ終了後へと先送りになります。

シーズンオフの過ごし方は選手によって千差万別ですが、既婚者や子供がいる選手は家族と過ごすのが一般的です。

また、より熱心な選手ならシーズンオフ中にもトレーニングを継続し、来シーズンの準備に時間を使うケースもあります。

とくに年が開けると、２月のキャンプインまでに間に合わせるように、自主トレで筋力や技術を鍛える選手が増え始めます。

多くの野球ファンにとって試合が開催されないシーズンオフは、いつもより楽しみが減ってしまう期間です。

シーズンオフの時期が迫ってくると、ＳＮＳ上にはシーズンの終わりを嘆く野球ファンの投稿が目立ち始めます。

とは言え、シーズンオフには野球ファンを魅了するイベントが目白押しです。

例えば、トークショーや子供向けの野球教室などのファン感謝イベントは、この期間に集中的に行われるのが通例です。

また、注目選手のテレビ出演なども増え、試合中には見れない柔らかな表情を見せてくれたりします。

ちなみに、シーズン中の興奮をどうしてもシーズンオフ中にも味わいたい人には「eBASEBALLプロリーグ」がおすすめです。

eBASEBALLプロリーグは、日本野球機構とコナミの共催によって発足され、２０１８年より毎年１１月～１月にかけて行われるプロeスポーツ大会です。

１２球団と正式に契約したプロゲーマー達が「実況パワフルプロ野球」で熱い戦いを繰り広げてくれます。

シーズンオフを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●プロ野球のシーズンオフ中は、草野球で汗を流すか。
●シーズンオフが終わり、待ちに待った開幕！

シーズンオフの類義語は、「オフシーズン」です。

オフシーズンはシーズンオフと同義で、プロ野球における試合が開催されていない時期を指します。

シーズンオフの対義語は、「シーズン」です。

シーズンとは、プロ野球において試合が開催される時期を指します。この時期に公式リーグ戦や日本シリーズなどが行われます。