「本賞金」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「本賞金」の意味とは
本賞金とは、競馬レースで、1着~5着までに入った馬に実際に与えられる賞金という意味です。
「本賞金」と「収得賞金」
中央競馬には様々な種類の賞金が存在しますが、主なものとしては1着から5着に入った馬に実際に支払われる「本賞金」と、レースのクラス分けの基準とし、実際には支払われない「収得賞金」が挙げられます。
中央競馬では、馬の年齢やどれくらいレースで勝利を収めたかによってクラス分けがなされます。
その「レースでどれほど勝ったのか」の基準になるのが「収得賞金」です。
出走したレースによって金額が決まり、1着ないし2着までに可算されるポイントのようなものになります。したがって、実際に支払われるものではありません。
また、他にも「出走奨励金」「特別出走奨励金」「付加賞」「報奨金」などの賞金も存在します。これらは「付加賞金」と呼ばれ、実際に支払われる賞金です。
ある馬が獲得した「本賞金」と「付加賞金」を合算したものを「獲得賞金」と呼びます。
「本賞金」の内訳
本賞金は、レースによて変動する「1着の賞金」を基準にして以下のように算出されます。
- 1着:賞金額の100%
- 2着:1着賞金額の40%
- 3着:1着賞金額の25%
- 4着:1着賞金額の15%
- 5着:1着賞金額の10%
また、日本で行われているレースでは2021年の時点で「GⅠジャパンカップ」と「有馬記念」が最高金額となっており、共に1着3億円となっています。
「本賞金」の例文・用例
本賞金を使った例文・用例を紹介します。
●いよいよ有馬記念だね。本賞金の金額も別格だから注目されているね!
●本賞金と付加賞金を合わせた額では、キタサンブラックが一番かせいでるみたいだよ。
SNSでの「本賞金」の使われ方
「本賞金」の類義語
本賞金の類義語は、「獲得賞金」です。
本賞金と付加賞金を合わせた額で、実際に支払われる賞金のことです。
「本賞金」の対義語・反意語
本賞金の対義語は、「収得賞金」です。
クラス分けの基準にされる賞金額のことで、実際には支払われません。