「末脚」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「末脚」の意味とは
末脚とは、ゴール前における馬の伸び足という意味です。
特に、ゴール手前で鋭く伸びる馬を一般的には「末脚の切れる馬」と呼びます。
また、逆にゴール前での粘りに欠ける馬のことを「末脚が甘い馬」などと表現します。
「末脚」以外の馬の脚質を表すことば
馬の脚質を表す言葉には以下のようなものがあります。
脚色(あしいろ)
馬の走りっぷりのことです。
余力を十分に残して走っている時は「脚色が良い」、また、余力がなくバテ気味の時は「脚色一杯」などと言います。
駈歩(かけあし)
馬の駈歩の速度は、1分間に約340mです。
常歩や速歩は左右対称の動きですが、駈歩は左右が不対称となる動きで、左右それぞれの駈歩があります。
四肢は左駈歩では①右後肢②左後肢と右前肢③左前肢の順に動きをし、3ビートのリズムを刻みますが、無理に駈歩を遅くすると、正しくない4ビートの動きとなります。
「障害飛越競技」では350m/分、総合馬術競技の「クロスカントリー」では550m/分で、駈歩を速くした「襲歩」では、1000m/分以上もの速さになるということです。
なお、「駆歩」と表記する場合もあります。
脚質(きゃくしつ)
先行、逃げ、差し、追い込みなど、その馬が得意な走り方のことです。
歩様(ほよう)
馬の歩き方のことで、前肢の出方のスムーズさや後肢の踏み込みの強さなど、全体的な感じを表す言葉です。
馬によって個体差はありますが、疾患や故障を持つ馬は、この歩様に乱れが生じる場合が多くなります。
「末脚」の例文・用例
末脚を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●クリスタルカップで見せたあの馬の末脚、すごくかっこよかったなあ。
●お父さん譲りの末脚で見事に優勝した。
SNSでの「末脚」の使われ方
「末脚」の類義語
末脚の類義語はありませんでした。
「末脚」の対義語・反意語
末脚の対義語・反意語はありませんでした。