「回胴式遊技機」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「回胴式遊技機」の意味とは

回胴式遊技機とは、パチスロの法律上の呼称のことです。

パチンコ店に設置されているスロットマシン型の遊技機は、「国家公安委員会規則第四号」の『遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則』において「回胴式遊技機」として詳細に定義されています。

絵柄が描かれている円筒状のドラムを回転(回胴)させて遊ぶ(遊戯)ことから「回胴式遊技機」と名付けられたのではないかと考えられます。

ちなみに、一般的な名称である「パチスロ」のほかに、業界用語として「オリンピアマシン」とも呼ばれています。

日本で初めて回胴式遊技機が遊べるようになったのは1964年です。

この時に設置された日本初の回胴式遊技機は、同年に東京オリンピックが開催されたことから『オリンピア』というタイトルでリリースされました。

「回胴式遊技機(パチスロ)」の基本的な遊び方

回胴式遊技機で遊ぶための一般的な手順について説明します。

まず、パチンコ店に行ったら好みの機種を選びます。

台の横にある両替機に任意の金額を入れると、プレイするためのメダルを獲得できます。

そして、回胴式遊技機のメダル投入口に3枚投入すれば準備は完了です。

レバーを軽く叩いてリールを回転させたら、ストップボタンを左から順番に押していきましょう。

回胴式遊技機では、絵柄を揃えることでメダルを増やすことができます。

また、ボーナス当選後にボーナス絵柄を揃えると、ボーナスが発生します。

ボーナス中は、普通に遊ぶだけでどんどんメダルが増えていきます。

「回胴式遊技機(パチスロ)」と「スロットマシン」の違いは?

日本では「スロット」「スロットマシン」と言うと「回胴式遊技機(パチスロ)」を指す場合が多いです。

しかし、厳密には回胴式遊技機は「スロットマシン型の遊技機」であり、「スロットマシン」とは区別されます。

スロットマシンとは、回転するリールに描かれている絵柄を揃えるギャンブル機のことです。

一見、外見も遊び方もほとんど回胴式遊技機のそれと同じですが、一体何が違うのでしょうか?

スロットマシンでは、プレイヤーのテクニックによって結果を左右することができません。

一方、回胴式遊技機もまた運要素は高いものの、意図的に絵柄を揃えることは可能です。

これは、ギャンブルの制限を受ける日本にスロットマシンを「遊技機」として導入するための処置です。

プレイヤーがゲームの結果に介入できる余地を作り出すことによって「ギャンブル機ではない」としたわけです。

また、ゲームのリターンの大きさもスロットマシンと回胴式遊技機とで異なります。

回胴式遊技機の場合、一回当たりのゲームで最高15枚のメダルしか払い出されません。

一方、スロットマシンの場合(機種にもよりますが)、一回の大当たりで数千円分の現金が払い出されるケースもあります。

「回胴式遊技機」の例文・用例

回胴式遊技機を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●つい回胴式遊技機で数万溶かしてしまった。
回胴式遊技機を目押しで当てる。

SNSでの「回胴式遊技機」の使われ方

「回胴式遊技機」の類義語

回胴式遊技機の類義語は、「パチスロ」「オリンピアマシン」です。

パチスロとは、回胴式遊技機の一般的な呼称です。

オリンピアマシンとは、回胴式遊技機の業界での呼称(正式名称)です。

「回胴式遊技機」の対義語・反意語

回胴式遊技機の対義語・反意語はありませんでした。