「検定」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「検定」の意味とは

検定とは、メーカーが開発したパチンコ・パチスロの台が、遊技規則に則っているかチェックするための試験のことです。

「検定」の目的

パチンコやパチスロの機種は、メーカーが開発した後に必ず「検定試験」というものを受けなければ、店舗に設置することはできまぜん。
このことは、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律によって規定されています。

試験の内容は非公開となっていますが、検定を受けるのは「その機種が著しく射幸性をそそるおそれのない遊技機であるかどうか?」ということを確認することが目的となっています。
判断基準のひとつには「出玉規制」というものがあり、短時間でメダルや玉が払い出されすぎることがないか、一定の時間で負けすぎてしまうということがないかなどがチェックされています。

「検定」の流れ

メーカーが機種を開発すると、国家公安委員会の指定試験機関にあたる「一般財団法人保安通信協会(保通協)」というところに「型式試験」を受けるための申請を出します。

ここで書類の確認と試打テストを行い、規定を満たしていることが認められれば、店舗に設置できるようになります。この規定を満たしていることを「適合」と呼びます。

「検定」とはこの適合の後に、各都道府県の「公安委員会」で受ける試験のことです。
型式試験を通過しても、店舗がある都道府県の検定を通過しなければ設置して稼働することはできません。この検定を通過した機種のことを「検定機」と呼びます。

「検定」と「認定」

検定を通った日から3年間は「検定期間」と呼ばれ、その期間は機種を店舗に設置することができます。
この期間を過ぎても設置し続けたい場合は、各都道府県委員会に「認定申請」を行い、簡単な検査ののち認定されれば、追加で3年間設置し続けることができます。

「検定」の例文・用例

検定を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●好きなアニメの機種が検定通ったみたい!
検定にも結構な金額がかかるんだな~。

SNSでの「検定」の使われ方

「検定」の類義語

検定の類義語は「型式試験」「認定」です。
型式試験は検定の前に保通協で受ける試験、認定は検定期間の後も機種を設置したい場合に必要な検査のことです。

「検定」の対義語・反意語

検定の対義語・反意語はありませんでした。