「PK合戦」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「PK合戦」の意味とは

PK合戦とは、サッカーで試合が同点のまま終了した場合に、ペナルティマークからのキックによってゴールを競い、勝敗を決める方法のことです。

ペナルティマークは、PK(※)ないしPK戦でボールが設置される場所のことで、ゴールラインの中心から約10.97mの位置に設けられています。

※PKとは、ペナルティエリアでの反則行為に対する罰則として、ゴールキーパーと一対一で相手チームにフリーキックされることです。

キックは両チーム5本ずつ交互に行われ、片方のチームの得点がもう片方の得点を上回ることが不可能になった時点(例えば3-0など)で決着がつきます。

主にトーナメント形式など勝ち上がるチームを決める必要がある場合に行われます

大会によってはPK戦ではなく延長戦で勝敗を決めるケースや、グループリーグではPK戦を行わないが決勝トーナメントのみ行うパターンもあります。

一方、前半・後半の終了後に(同点の場合)すぐにPK戦が行われる場合もあります。

また、総当たり戦でPK戦が採用されることは滅多にありませんが、勝ち点が並び、他の評価基準でも順位を決められない場合に特例として認められる事例もあります。

「PK合戦」の言葉の由来

PK戦は「PK(ペナルティキック)」を由来としますが、PK戦は反則によって実施されるわけではないため、厳密にはペナルティとは言えません。

そのため、英語圏では「Kicks from the penalty mark"(KFPM)」すなわち「ペナルティマークからのキック」という意味の呼称が一般的です。

ちなみに「PK」に関しても英語圏では「Penalty Kick」と略さずに使われることが多く(※)、頭字語の用法は日本独特のものです。

(※あるいは「a penalty」とkickを省略する形が一般的です)

「PK合戦」のルール

前述の通り、PK戦は両チームが5本ずつ、交互にペナルティマークからキックしてゴールを競います。

使用するゴールの選択や先攻後攻の取り決めはコイントスによって行われます。

また、ゴールキーパーによるセーブやゴールポストで跳ね返されたボールを他の選手が処理することは認められていません。

上記の点は、PKとPK戦との大きな違いでもあります。

基本的に5本ずつキックが行われますが、それでも決着がつかない場合はサドンデス方式となり、同じターンで片方のチームが得点をリードするまでキックが続きます。

同じ選手が連続してキックすることはできず、チーム内のプレイヤーが一巡するまで、再びペナルティマークに立つことは許されていません。

また、試合終了時点でプレーに参加していない選手(控えの選手や退場選手など)にはPK戦に出場できません。

「PK合戦」の例文・用例

PK合戦を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●両者一進一退で同点のままPK合戦に突入した。
PK合戦に持ち込めば、勝てる見込みがある。

SNSでの「PK合戦」の使われ方

「PK合戦」の類義語

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「PK合戦」の対義語・反意語

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