「アップセット」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アップセット」の意味とは
アップセットとは、実力や格差が明らかなサッカーの試合で、予想に反して弱いチームが勝利するという意味です。
「アップセット」の語源
「アップセット」は英語の「upset」をそのまま使っており、日本語では「番狂わせ」を意味します。
「upset」は、英語で「ひっくり返す」「混乱させる」「乱す」などの意味を持つ動詞です。
そこから、予想外勝敗、またはその状況を指す名詞として使われるようになりました。
「アップセット」の歴史
「アップセット」という言葉は、19世紀後半のアメリカで使われるようになったと言われています。
当時のアメリカでは、プロ野球が人気を博しており、格下のチームが強豪チームを破る試合が起こっていました。
このような試合を「アップセット」と呼ぶようになったのです。
日本では、1960年代以降にサッカーの普及とともに、アップセットという表現が使われるようになりました。
特に、1968年のミュンヘンオリンピックで、無名の日本代表が強豪ブラジル代表に勝利した試合は、今も日本のサッカー史に残るアップセットとして語られています。
昨今では、サッカーの国際化に伴い、世界中のあらゆる大会でアップセットが起こるようになりました。
2018年のFIFAワールドカップでは、開催国であるロシアが優勝候補のスペイン・アルゼンチンを破り、ベスト8に進出し、サッカー史に残るアップセットとして語り継がれています。
「アップセット」の魅力
アップセットは、サッカーの醍醐味の一つです。
予想に反した勝敗は、観客に大きな興奮と感動を与えてます。
また、アップセットは、サッカーの奥深さを改めて感じさせてくれるものです。
もちろん、アップセットには、強豪チームの敗退という側面もありますが、それもまたサッカーの面白さや、魅力の一つと言えるでしょう。
「アップセット」の例文・用例
アップセットを使った例文・用例を紹介します。
●サッカーは、アップセットが起こりやすい競技です。
●この結果はアップセットではなく、そもそも実力が勝っていただけです。
SNSでの「アップセット」の使われ方
「アップセット」の類義語
アップセットの類義語は、「下剋上」です。
意味は、「実力や格差が明らかな試合で、予想に反して弱いチームが勝利すること」です。
「アップセット」の対義語・反意語
アップセットの対義語・反意語はありませんでした。