「えら抜き」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「えら抜き」の意味とは
えら抜きとは、魚を尾頭付きで調理する時に、内臓を取り出す方法のひとつという意味です。
「筒抜き」「壺抜き」とも呼ばれ、メバルやカマスなどの身が柔らかい魚や、アユやニジマスなどの川魚を、姿焼きにする時に便利です。
普通に魚をさばく場合は、腹を切り内臓を取り出しますが、その方法では形が崩れてしまいます。
アユの姿焼きの他にも、マスの甘露煮など、魚を切り開いて形が崩れるのを避けたい場合にも良い調理法です。
可食部が小さいハゼなども、えら抜きをすることで、食べるところを無駄に減らさずに済みます。
慣れると短時間でできるようになるため、魚を良く食べる人はぜひ覚えておきましょう。
「えら抜き」の方法
魚のえらぶたを開き、包丁の刃先を使って、えらとかまを繋いでいる部分とえらの付け根を切り離します。
その後えらを刃先に引っ掛け、ぐるぐるとまわしながら、内臓と共に引き抜きます。
小魚の場合は、口やえらから割りばしなどを差し込んで引き抜くこともあります。
「えら抜き」で魚の内臓を取り去る理由
魚のえらは血液の量が多く、腐りやすい部分です。
また、魚の内臓には消化酵素が含まれており、腐敗を進行させる原因にもなります。
えら抜きで内臓を取ることで、魚の鮮度を保ち、生臭くなるのを防ぐことができるのです。
「えら抜き」の例文・用例
えら抜きを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●魚のえら抜きくらいなら、私にもできます。
●魚の内臓が苦手なので、えら抜きは他の人にやってもらっていいですか…。
SNSでの「えら抜き」の使われ方
「えら抜き」の類義語
えら抜きの類義語は「筒抜き」「壺抜き」です。
「えら抜き」の対義語・反意語
えら抜きの対義語・反意語はありませんでした。