「PMP(Private Market Place)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-11-25

「PMP(Private Market Place)」の意味とは

PMP(Private Market Place)とは、参加できる広告主とメディアが限定された広告取引市場のことです。
「プライベートマーケットプレイス」とカタカナ表記されることもあります。

「PMP(Private Market Place)」の特徴

PMPは、質の高い媒体をプログラマティックに買い付けることで、ターゲティングとブランディングの両立を叶えるという特徴があります。
「プログラマティック」とは、システムを介して自動で行われる取引のことです。

「PMP(Private Market Place)」の普及の背景

従来型の「純広告」には掲載されるメディアや枠を限定して買い付けることで、掲載量とブランドイメージを維持できるというメリットがある一方、効果的なターゲティングが難しいという側面があります。
一方、後に登場した「運用型広告」は、サイト訪問者のデータを元に広告を表示させたいユーザーを選定することが可能となり、より効果的なアプローチができるようになりました。しかし、どのメディアに配信するのかを指定できないため、ブランドイメージを下げるようなサイトに配信されてしまう、というリスクも伴っています。

そこで、2015年ごろからこの「PMP」が市場に登場し始めます。運用型広告枠のオークションに参加できるメディアと広告主を限定することで、双方が安心して取引することができ、「ブランドイメージとターゲティングの両立」といったことが可能になるのです。

「PMP(Private Market Place)」の例文・用例

PMP(Private Market Place)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

PMPを導入したおかげで、ブランドイメージを損なうサイトに広告が表示されることがなくなりましたね。
●これからはPMPがどんどん主流になっていくだろうね。

SNSでの「PMP(Private Market Place)」の使われ方

「PMP(Private Market Place)」の類義語

PMP(Private Market Place)の類義語は、「プライベートエクスチェンジ」です。
同じくメディアと広告主を限定したやり取りになりますが、オークションではなく固定単価性という違いがあります。

「PMP(Private Market Place)」の対義語・反意語

PMP(Private Market Place)の対義語は、「オープンオークション(OA)」です。
プログラマティックに行われる取引という点では同じですが、クローズドな市場ではないため、悪質なサイトに広告が掲載されてしまうリスクがあります。
従来型の「RTB(リアルタイム入札)」を、PMPと区別して呼ぶ場合に使われる言葉です。