「バカワイイ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「バカワイイ」の意味とは
バカワイイとは、その人物の劣っている部分や間抜けな部分が、かえって愛らしい魅力になっているという意味です。
若い世代がネット上で、好きな漫画やアニメのキャラクターに向けての気持ちを表現するときに使われることが多いです。また、飼っているペットの行動や仕草にバカワイイという言葉を使うこともあります。
「バカワイイ」の由来
バカワイイは、愚かで劣っていることを表す「バカ」と、愛らしくて大切にしたいと感じる「カワイイ」を組み合わせてできた言葉です。
また、このページで後ほど言及している類義語「馬鹿な子ほど可愛い」を略した言葉ともいえます。
バカワイイという言葉が初めて使われたのは、漫画「銀魂」のエピソードであるといわれています。ひょんなことからゴリラになってしまった近藤勲が暴れてしまい、それを見た志村妙が「このゴリラすごーいバカ!バカワイイー!」と言ったのが由来です。
「バカワイイ」キャラクターを紹介
ここからは、漫画やアニメに出てくるバカワイイキャラクターの例を紹介していきます。
平沢唯(アニメ「けいおん!」)
代表的なバカワイイキャラクターに、アニメ「けいおん!」の平沢唯が挙げられます。
家事や勉強が苦手なのんびり屋で、軽音部を軽い感じで音楽を楽しむ部活と勘違いして入部するなど、非常に天然で抜けているところがある唯。しかし、そのおっとりした可愛らしい性格とたまに見せる天才な部分が魅力的に映り、家族や友人はかいがいしく彼女の世話を焼きます。
花畑よしこ(漫画「アホガール」)
漫画「アホガール」の主人公・花畑よしこは、タイトルの通り「アホ」な女の子です。
毎日本能のままに食べて寝て遊び、マークシートのテストなのに0点を取り、幼馴染のあっくんと相思相愛だと思っているよしこは、いつも周囲の人間を振り回してばかり。しかし、その明るさや純粋さは誰にも負けず、全く嘘がないまっすぐな人間であるため、どうしても憎めないのです。
我妻善逸(漫画「鬼滅の刃」)
「鬼滅の刃」の我妻善逸もバカワイイキャラクターといわれています。
自分に自信が持てず泣き虫で、ペラペラ喋って騒ぐ善逸。うるさいと思う人もいるようですが、多くの人はそんな彼の様子を見て、可愛い、守ってあげたいと思うようです。
「バカワイイ」の例文・用例
バカワイイを使った例文・用例を紹介します。
●20歳を過ぎているのに、子供みたいに無邪気で天然な発言ばかりしていてバカワイイね。
●あまりに生活力がないあの子がバカワイくて目が離せない。
SNSでの「バカワイイ」の使われ方
「バカワイイ」の類義語
バカワイイの類義語は、「馬鹿な子ほど可愛い」です。
賢くてしっかりした子よりも、愚かで頼りない手のかかる子のほうが愛おしい、という意味です。
また「愛すべき馬鹿」もバカワイイの類語といえます。
愚かでどうしようもないことばかりしているけれど、その姿が素直で純粋に見えるためどうしても憎めない、そんな人物のことを指しています。
「バカワイイ」の対義語・反意語
バカワイイの対義語・反義語はありませんでした。