「でやんす」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「でやんす」の意味とは
でやんすとは、語尾につけて砕けた表現にするための若者言葉です。
「でやんす」の発祥
「~でやんす」という言葉は元々、安土桃山~江戸時代にかけて現在の関西にあたる上方で使われていた接尾語です。
主に遊郭の女性が使っていた言葉でしたが、江戸時代の中ごろになると一般の人々にも定着していきました。意味合いとしては「~です」に相当します。
例:「そうでやんす」=「そうです」
「でやんす」の流行の背景
語尾に「~でやんす」をつける表現が若者の間で流行ったきっかけは、「ウチら3姉妹」というYouTuberグループの一人である「とーあ」が、ショート動画投稿アプリ「TikTok」の配信の冒頭で「おはようでやんす!」と挨拶したことによるものです。
この「おはようでやんす」は「ウチら3姉妹」のYouTube動画でも使われていた定番のフレーズでしたが、大きな流行のきっかけとなったのはTikTokだとされています。
ハイテンションで頭を振り乱しながらこのフレーズを発する様子が大きなインパクトを与え、中高生を中心に使われるようになりました。
「でやんす」のポイント
「おはようでやんす」というフレーズをきっかけに、様々な言葉の語尾に「でやんす」をつける表現が定着していきました。
「でやんす」は「~です」という意味合いのため実際には「おはようでやんす」は誤用ともいえますが、この場合は特に深い意味はなく、特に固くなりがちな挨拶などをちょっと面白おかしく表現するための言葉と位置付けられています。
「おはよう」以外にも「おやすみでやんす」「こんにちわでやんす」など日常的な挨拶に応用することもできますし、「お腹空いたでやんす」「眠いでやんす」などの意思表示に使われることも多いです。
「でやんす」の例文・用例
でやんすを使った例文・用例を紹介します。
●は~疲れたでやんす~!!
●もうすぐお昼だからがんばるでやんす。
SNSでの「でやんす」の使われ方
「でやんす」の類義語
でやんすの類義語はありませんでした。
「でやんす」の対義語・反意語
でやんすの対義語・反意語はありませんでした。