「墓マイラー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
墓マイラーとは、歴史上の偉人などに感謝の気持ちを伝えるために墓参りをする人のことです。「墓マイラー」は近年になってから生まれた言葉で、『現代用語の基礎知識 2010年度版』(株式会社 自由国民社)に新語登録もされています。
昔から墓石の苔を掃き清める趣味を持つ人がお墓巡りをする掃苔(そうたい)や聖地巡礼がブームになることはありましたが、歴女やウォーキングブームも影響して墓巡りを趣味とする人が近年になってから急増しています。個人や友人と一緒にお墓参りをする人だけでなく、ガイド付きで文豪や芸術家などのお墓を巡る人やお墓巡りのサークルに参加するシニアの人たちもいます。
墓マイラーは単なる観光目的や興味本位でお墓を巡るのではなく、好きな作家や尊敬する歴史上の人物と心を通わせたいなどの思いを持っています。
「墓マイラー」の語源
「墓マイラー」の名付け親は自身もそうである、文芸研究家のカジポン・マルコ・残月氏であると言われています。30年余りで100カ国以上を訪れ、ドストエフスキー、ベートーベンからテレサ・テンまで、2500人以上におよぶ人生の恩人の墓参りをしてきました。
なお、「マイラー」は「参り」に英語で人を表す接尾辞の「er」をつけたものです。
「墓マイラー」の例文・用例
墓マイラーを使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●墓マイラーの妻と共に文豪の墓巡りをした。
●友人が墓マイラーとして、その魅力を書籍で紹介している。
SNSでの「墓マイラー」の使われ方
「墓マイラー」の類義語
墓マイラーの類義語はありませんでした。
「墓マイラー」の対義語・反意語
墓マイラーの対義語・反意語はありませんでした。