「ほいで」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ほいで」の意味とは
ほいでとは、「そして?」「それで?」など、話の先を柔らかく促す呼びかけの言葉です。
もともとは関西や長野方面での方言として親しまれてきました。
なお、「Z世代」と呼ばれている10~20代の若者が選んだ、2021年の流行が予想される「言葉部門」で4位となった言葉です。
「ほいで」の特徴
「ほいで」はお笑い芸人のトークでも頻繁に使われているため、テレビを見ていても耳にすることが増えました。
SNSなどでも、会話を促すように使われているのが見受けられ、関西人ではなくても多用される言葉となっています。
やわらかく温かみのある語感が好まれており、使う人も多くなりました。
「ほいで」のうように使われる柔らかい言葉たち
ほいでの他にも、会話の中で柔らかく使われる表現には以下のようなものがあります。
知らんけど
話の最後につけることが多い言葉です。
本当に知らないわけではなく、自分が聞いた話が曖昧だったり。その責任を取らずに済むよう予防線を張るような使い方をします。
「あの子、〇〇と付き合い始めたって聞いたで…知らんけど」のように用います。
してもろて
関西方面の方言で、「~してもらって」と言う意味の言葉です。
一般的には「~してもろてありがとう」と感謝につながる言葉として使われます。
2018年頃から「PUBG」などのゲームである「FPS」周辺で用いられるようになり、人気YouTuberやVTuberが動画の中で使用したことから、若者の間でも広がっていきました。
「ほいで」の例文・用例
ほいでを使った例文・用例を紹介します。
●さっきの話の続きやけど、ほいで車ぶつけて怪我しちゃったん。
●ほいでな!私は、電車に乗って帰ったわけ。
SNSでの「ほいで」の使われ方
「ほいで」の類義語
ほいでの類義語には、「それで」があります。
意味は、「ほいで」同様、話の先を促す言葉です。
「ほいで」の対義語・反意語
ほいでの対義語・反意語はありませんでした。