「いちきた」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「いちきた」の意味とは
いちきたとは、「一時帰宅」を意味する若者言葉です。2012年には女子中高生ケータイ流行語大賞で14位に、2016年には流行語ランキングTOP10に、2019年にも同ランキングTOP20にランクインしています。
塾やバイト、遊びなどの予定があるものの、直行せず、一度帰宅して着替えや食事を済ませてから外出することの多い中高生の間で多く使われています。特に下校後に一時帰宅してから遊ぶシチュエーションでよく使われます。実用性が高く、使いやすい言葉であるため、定着してきました。中高生TwitterやLINEなどのSNSで利用する略語の中でも、ポピュラーなものとして知られています。
ただし、流行し始めたばかりの頃は、テレビ番組やライブ配信動画で中高生の出演者「いちきた」と発言した後、番組のコメント欄やツイッターで「いちきたとはなんだ?」と困惑する様子が多く見られました。
「いちきた」の語源
一時帰宅をすることが多い中高生の間で多く交わされる言葉なので、若者言葉特有の省略によって、「いちじきたく」が「いちきた」と表されるようになったとされています。
「いちきた」を使う際の注意点
「いちきた」は中高生を中心とした若者が使う言葉なので、ビジネスシーンや目上の人に対しての会話では使用を控えるべきとされています。使ってもよほど流行に敏感な相手でないと通じず、ビジネスマナー違反になる可能性も高いからです。たとえば、仕事中に一時帰宅することがあったときに「イチキタします」と上司に連絡するのは、社会人としてマナー違反となります。省略せずに「一時帰宅します」と正しく伝えるように気をつけましょう。
「いちきた」の例文・用例
いちきたを使った例文・用例を紹介します。
●いちきたしてから集合しよう!
●ちょっと疲れたからいちきた!
SNSでの「いちきた」の使われ方
「いちきた」の類義語
いちきたの類義語は「イチキタ」です。意味は「いちきた」と同じです。
「いちきた」の対義語・反意語
いちきたの対義語・反意語はありませんでした。