「イカ京」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「イカ京」の意味とは
イカ京とは、いかにも京大生らしいという意味です。
「いかにも京大生」を略してイカ京で、「いかきょう」と読みます。
京大生とは、京都府京都市左京区にある京都大学に通う学生のことです。
イカ京が指す京大生は主に、男子学生を指すことが多いです。
京大生というと、興味のあることに対する熱量がすごい反面、関心のないことには無頓着なため、ファッションセンスがないというような偏見があります。
イカ京とは、このイメージの期待通り当てはまるような人物を指していいます。
またこのことから意味が転じて、理屈っぽい、野暮ったい、真面目すぎるという感じを指してイカ京ということもあります。
頭が良くて教養があるという意味でなく、揶揄したり軽蔑したりするようなニュアンスがある言葉です。
例えば「イカ京みたいな服」というと、「その服は(いかにも京大生っぽくて)ダサい」という意味になります。
ちなみに、イカ京のファッションとして代表的なものには、メガネ姿や、チェックシャツをズボンの中に入れ込むスタイルが挙げられます。
「イカ京」の語源
この言葉の元となったのは、「イカ東」です。
イカ東とは、イカ京に同じく「いかにも東大生」の略で、ファッションセンスのない人や洗練されていない感じの人を、東大生らしいという意味で指す言葉です。
東大生というのは、東京大学に通う男子学生のことです。
その東京大学の次に有名な大学である、京都大学のバージョンとして派生したのが「イカ京」という言葉です。
ちなみにイカ京の「いかにも」という言葉は、その感じがよく表れているさまのことを意味していて、本当にそうであるとか、程度が甚だしい様子を指します。
「イカ京」の例文・用例
イカ京を使った例文・用例を紹介します。
●彼は頭はいいのだけれど、チェックシャツの着こなしが微妙だし挙動不審な時があるのでまるでイカ京だ。
●今日の服装はもしかしたらダサいかもしれないが、イカ京のコスプレということにしよう。
SNSでの「イカ京」の使われ方
「イカ京」の類義語
イカ京の類義語は、「イカ東」です。
イカ東とは、いかにも東大生らしい風貌という意味です。
イカ京に同じく東大生に対する偏見から生まれた言葉で、あまり良いイメージを持ちません。
ファッションセンスがないことや、ダサいこと、野暮ったいこと、真面目すぎることを指す言葉として広く使われています。
「イカ京」の対義語・反意語
イカ京の対義語は「マサ京」、「イケ京」です。
マサ京とは、京大生と思えない格好や性格の京大生を指す言葉です。
「まさかの京大生」の略で「まさきょう」と読みます。
京大生は服がダサいというマイナスのイメージに反して、センスを感じるファッションをしていたり、恋人を切らしたことがないなど、遊びと勉強を両立している人を指します。
京大に通っているけれどそうは見えない、周囲に「まさか京大生だったとは」と思わせる人物のことをマサ京といいます。
イケ京とは、いけてる京大生のことです。
京都大学に通うおしゃれな男子学生のことをいい、マサ京と同じくプラスの意味で使用されます。
勉強に勤しむだけでなく他のことにも興味や関心を向け、程よく遊んでいることから、ファッションセンスがよかったり、人当たりがよかったりすることが特徴です。