「いつメン(イツメン)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「いつメン(イツメン)」の意味とは
いつメンとは、いつも一緒にいる(遊ぶ)メンバーという意味の若者言葉です。
「いつ」は「いつも」、「メン」は「メンバー」あるいは「面子(めんつ)」の略です。
メンバー(member)は、何らかの集団の構成員を意味する英単語ですが、「いつメン」が使用される場面では3~6人規模の仲良しグループを指すケースがほとんどです。
主に学生の間で用いられていますが、言葉の普及に伴い大人同士でも好んで使う人が増えてきています。
例えば「いつメンでご飯食べに行こうよ」「今日もいつメンだね」という風に使用します。
また、女子高生の間では、いつも一緒に遊ぶ友達同士でプリクラを撮影する際に、挿入テキストとして「いつメン」を入れることで、仲の良さをより強調する風習があったりします。
「いつメン」を「親友」と同義とする意見もありますが、「いつメン」だからといって必ずしも親友とは限らないようです。
親友は「いつメン」の中の誰か1~2人だったり、あるいは「いつメン」とは別に親友がいるケースもあります。
ちなみに「イケメン」や「イクメン」など「メンズ(男性)」の略語としての「メン」を含む俗語が多く存在しますが、「いつメン」はあくまで「メンバー」の略語であることに注意です。
そのため、「いつメン」は男女問わず用いることができます。
「いつメン」の英語表現
「いつメン」を英語で伝えたい場合、以下のような表現が一般的です。
・squad(仲の良い友達グループ)
・usual faces(いつもの顔ぶれ)
・usual members(いつものメンバー)
直訳的には「usual members」が最も近いように思えますが、「いつメン」が若者言葉・俗語であることを考えると、同じ英語圏における俗語である「squad」が適切かもしれません。
「squad」は本来、軍隊における「分隊」を指す言葉ですが、スラングとして「仲の良い友達同士のグループ」といった意味合いで使われることがあります。
「いつメン」を作るには?
若者の中には「いつメン」のような気の知れた仲間を持ちたいと考える人もいます。
「いつメン」を作るためには、まず自分と他者の価値観を分かち合える環境に身を置いてみるのが最適です。
例えば、学生なら部活動やサークルに入るなどです。
社会人でもグループで行われる習い事に挑戦してみたり、あるいは「社会人サークル」と呼ばれる大人のためのサークルも存在します。
さらに昨今ではネットの普及にともない、SNSやオンラインゲーム等で趣味の合う人と繋がりやすくなったのではないかと思います。
そのような他者と交流を持てる環境に積極的に参加することが大切です。
「いつメン」の例文・用例
いつメンを使った例文・用例を紹介します。
●いつメンでオンラインゲームの協力プレイをする。
●私にも何でも相談できるいつメンがいたらな。
SNSでの「いつメン」の使われ方
「いつメン」の類義語
いつメンの類義語は、「BFF」「マイメン」です。
「BFF」とは、「Best Forever Friend」の略語で「親友」を意味する英語圏の若者言葉です。
昨今では日本でも浸透しつつあります。
「マイメン」とは、いつも一緒にいる友達や家族に対して用いる言葉です。
英語では「my man」と表現され、「メン」が「メンバー」の略でないことに注意です。
「いつメン」の対義語・反意語
いつメンの対義語は、「初メン」です。
「初メン」とは、「初めて集まったメンバー」の略語です。
過去に一度も集まったことのない(遊んだことのない)顔ぶれに対して用いられます。