「懐古厨」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「懐古厨」の意味とは
懐古厨とは、「昔は良かった」という発言を繰り返し、現在のものを見下す人に対し、さげすんで呼ぶネットスラングです。
2000年代初頭に、2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)で使われ始めた言葉です。単に昔を懐かしむというよりは、現在を否定するニュアンスがある人に対して使われるという特徴があります。「懐古厨になる」という名詞的な使い方のほか、「懐古厨してる」という動詞的な使い方をすることもあります。
たとえば、アニメやゲームのリメイク作品や続編、新しいアイドルが世の中に出ると、「最近のアニメは全然面白くない。それに比べて昔のアニメは神過ぎ」、「あのゲームは1作目が良かった。それ以降は駄作」、「昔のアイドルの方が個性があって良かった」など、過去のものを称賛するだけでなく、現在のものを否定的に見る人たちがいます。このような人たちのことを「懐古厨」といいます。
「懐古厨」は良い印象を与える言葉ではないので、使う相手や場面には注意が必要です。SNSなどでは、自虐的に「懐古厨」を使うケースも見られます。
「懐古厨」の語源
「懐古厨」は「昔のことを思い出して、懐かしく思うこと」という意味の「懐古」と、「中学生のような幼稚なことを言う人」を意味する隠語の「厨」を組み合わせた言葉で、「昔を懐かしむあまり現在の良さを否定する、幼稚な人」といった蔑視的な意味が込められているとされています。
「懐古厨」の例文・用例
懐古厨を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●令和の歌はあまり興味ないんだ。懐古厨でごめん。
●推しが脱退する前のライブ映像を懐古厨してる。
SNSでの「懐古厨」の使われ方
「懐古厨」の類義語
懐古厨の類義語はありませんでした。
「懐古厨」の対義語・反意語
懐古厨の対義語・反意語はありませんでした。