「公開処刑」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「公開処刑」の意味とは
公開処刑とは、大勢の前で恥ずかしい思いをさせられる状況を表すネットスラングです。他人にそのような状況にさせられる場合はもちろん、自分でそのような状況を作り出して自虐的に使う場合も含まれます。
ネットスラングとしての意味は多岐に渡り、たとえば下記のような状況を「公開処刑」と呼びます。
・大勢の前で、告白や一発芸など、恥ずかしいことをさせられる。
・大勢の前で、自分の黒歴史や作品、過去の写真などを勝手にさらされる。
・大勢の人が集まっている(画面に映っている)ときに、容姿や能力などが自分より優れた周囲の相手と比べられる。
・ツイッターでの個人的な呟きをリツイートされて色んな人に広まってしまう。
・ツイッターやインスタグラムなどのSNSで、自分の低クオリティな作品を自虐的に載せる。
・野球やサッカーなどの試合で大差がついた状態のプレーが続いている。
「公開処刑」の語源
「公開処刑」とは元々「見せしめのために公開で行われる処刑」のことを意味し、江戸時代以前の日本にも実在した処刑方法です。その効果は常に疑問視されてきたため、現在では、世界の大半の国で公開処刑は廃止されています。大勢の前で恥ずかしい思いをさせられる状況は、公の場で罰を受けているように見えることから、公開処刑にたとえられるようになりました。
いつから「公開処刑」という言葉がインターネット上で使われるようになったのかは定かではありませんが、一説では、2011年6月に元AKB板野友美に対して使われたのが始まりと言われています。
板野が数人のモデルと写ったバッグのCM制作発表会の際の写真で、一人だけ身長が低かったことで、2ちゃんねるでは「公開処刑のようだ」と話題になりました。
「公開処刑」の例文・用例
●あの人完全に公開処刑だったよね、可哀想。
●周りのママ友みんな若いから、集合写真撮ったら公開処刑だよ。
SNSでの「公開処刑」の使われ方
「公開処刑」の類義語
公開処刑の類義語はありませんでした。
「公開処刑」の対義語・反意語
公開処刑の対義語・反意語はありませんでした。