「マサ東」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「マサ東」の意味とは
マサ東とは、東大生であるのに東大生と思えない格好や性格の人物を指す言葉です。
「まさかの東大生」の略で「まさとう」と読みます。
偏見ですが、東大生というと頭が良い反面、勉強に熱中するあまりオシャレや流行に疎く、恋愛下手、早口で言っていることがよく分からないというイメージがあります。
マサ東とは、そういった東大生のイメージを裏切り「まさか東大生だとは思わなかった」と意外に思わせるような人物、つまり「東大生に見えない東大生」を指していいます。
特徴として、東大生であるということはもちろん、オシャレで着こなしにセンスを感じられること、コミュニケーション能力が高く人当たりが良いこと、恋愛上手でリア充だったり、チャラチャラしていたりすることなどが挙げられます。
まれに、勉強ができそうに見えない、真面目でない、馬鹿っぽいという意味で用いることもあります。
語源になった「イカ東」と真逆のイメージと考えるとわかりやすいです。
「マサ東」の語源
マサ東という言葉の元となったのは、「イカ東」です。
イカ東とは「いかにも東大生」の略で、東大生といわれて誰もがイメージするような人物らしいことを指します。
この場合の東大生とは、勉強をしすぎた結果ダサくて野暮ったくなってしまっている人というマイナスのイメージを持っています。
具体的には、メガネをかけていて細身、ファッションセンスがなく、早口でしゃべる人などが当てはまります。
マサ東はこの対義語として派生した言葉で、東大生だけれどイカ東でないということを表す言葉として、使用されるようになりました。
なのでイカ東がネガティブな意味を持つ反面、マサ東の方はどちらかというとポジティブなニュアンスで使われることが多いです。
ちなみに「まさか」という言葉の語源は「目先」で、読みは「まさき」、もともとは目前や現在を意味していました。
事が起きる目前のことを、緊急という意味で「まさかの時」と表現していたことから、思ってもみなかった想定外なこと、非常に意外なことという意味で使われるようになりました。
「マサ東」の例文・用例
マサ東を使った例文・用例を紹介します。
●合コンに人数合わせでやってきたイケメンがマサ東だった。
●マサ東気取りのイカ東が一番格好悪い。
SNSでの「マサ東」の使われ方
「マサ東」の類義語
マサ東の類義語は「イマ東」、「イケ東」です。
イマ東とは、いまどきの東大生のことです。
勉強だけに熱中するのでなく、遊びと両立させたり、服装にも気を配ったりと、今までの東大生のイメージを覆すふるまいや見た目の人を指します。
有名なイマ東には、針間貴己さんという東大生がいます。テレビに出演したところ、おしゃれなファッションと高いコミュニケーション力で大きな話題を呼びました。
イケ東とは、いけてる東大生のことで、イマ東と同様、格好よくしゃれている東大生のことをいいます。
「マサ東」の対義語・反意語
マサ東の対義語は、「イカ東」です。
イカ東とは、いかにも東大生らしい格好という意味です。
東大生に対する偏見から生まれた言葉で、あまり良いイメージを持ちません。
主にファッションセンスのない人のことを指す言葉として、またダサいこと、野暮ったいこと、真面目すぎることを指す言葉として広く使われています。