「観る将」とは?意味と例文が3秒でわかる!
目次
「観る将」の意味とは
観る将とは、自分では将棋を指さず、テレビやネットなどでプロ棋士などの対局の観戦を楽しむ将棋ファンのことです。
「観る将」は「2023ユーキャン新語・流行語大賞」トップ10に選ばれました。
「観る将」が広まったきっかけ
「観る将」という言葉は、将棋の人気が高まり、対局の観戦を楽しむ人が増えたことで、2010年代以降に使われるようになりました。
観る将の将棋レベルはさまざまです。将棋のルールはほとんど知らないものの、特定の棋士や対局姿、棋士たちが対局中に食べる食事やおやつに興味を示す人から、昔よく指していた有段者で、今はプロの将棋観戦を楽しんでいる人までいます。
当時、ニコニコ生放送などの普及により、インターネットで気軽に将棋を観戦することができるようになったうえ、将棋ソフトと棋士の対局企画など、目新しいイベントが話題になっていたことが、将棋の人気が高まるきっかけになったと考えられています。
「観る将」の語源
「観る将」とは、「観る」と「将棋指し」を組み合わせた造語です。 著書「シリコンバレーから将棋を観る」で知られるIT企業経営コンサルタントの梅田望夫さんが提唱した言葉です。
「観る将」の例文・用例
観る将を使った例文・用例を紹介します。
✓例文・用例
●観る将として、将棋のルールを勉強することにした。
●観る将が増えたことで、将棋の人気はますます高まりを見せている。
SNSでの「観る将」の使われ方
「観る将」の類義語
観る将の類義語はありませんでした。
「観る将」の対義語・反意語
観る将の対義語・反意語は「指す将」です。指す将とは、将棋を指して楽しむ人を指します。