「盛る」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「盛る」の意味とは
盛るとは、大げさに話したり加工でより良く見せたりすることです。
事実を誇張して「話を盛る」という表現として使われたり、アプリなどで実物よりも人物や景色が美しく加工されているときに「画像加工で盛る」という表現として使われたりします。
「盛る」の語源
元々「盛る」といえば、食事を器によそうことを意味します。「盛る」はお米などを上に重ねて量を増やすことを意味するため、少しの事実を誇張して話すことや、加工してより良く見せる、という意味を表すようになりました。
「盛る」の別の意味や使い方
「盛る」は2009年にギャルの流行語として大賞を受賞しました。この頃は「髪を盛り上げる」という意味として使われていました。当時は髪を盛り上げてセットすることが流行っていました。
後にメイクの出来が良い時やプリクラの写真を撮った際に実物以上に見えるときに「盛れてる」といった表現で使われるようになりました。現在では髪を盛り上げるという意味より、スマホの写真を撮る時に多く使われています。
「盛る」ときの注意点
加工アプリは様々なものが増えており、実物を少しよく見せる程度なら大きな問題はありませんが、実物とは全く違った写真が撮れてしまうこともあります。これは「加工詐欺」と呼ばれており、出会い系アプリなどマッチングアプリで知り合う前の「加工詐欺」の顔写真が実物の本人と思ってしまい、実際に会った時には全然違い、思っていた人と違いショックを与えることがあります。実物からかけ離れた写真を使用するには注意が必要です。
「盛る」の例文・用例
盛るを使った例文・用例を紹介します。
●なかなか面接までこぎつけないから、エントリーシートでは多少話を盛るくらいにしないとね。
●あの子のプロフィール写真実物以上じゃない?盛れるアプリで加工してる気がする。
SNSでの「盛る」の使われ方
「盛る」の類義語
盛るの類義語は「話に尾ヒレをつける」、「話を脚色する」、「話を膨らませる」、「話を針小棒大に言う」などです。いずれも同じような意味ですが、「話を脚色する」は事実を面白おかしく伝えるために話を飾りつくろうことを意味するので、少し意味合いが異なります。
「盛る」の対義語・反意語
盛るの対義語・反意語はありませんでした。