「なにそれ?おいしいの?」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「なにそれ?おいしいの?」の意味とは
なにそれ?おいしいの?とは、自分の知らない言葉の意味を尋ねるときの言葉。転じて、意味を分かっているにも関わらず、あえて知らないふりをすることで、自分には無関係であることを茶化すようなスラング表現です。
とぼけた口調で批判したいときや、そっけない態度でさらっと嫌みを言いたいときにネット上でよく使われる、若者言葉です。
SNS上では、リア充発言など自慢をしてきた相手に対して「それがどうした?」という皮肉を込めた意味で返す言葉としても使われます。たとえば、祝日やイベントなどで世の中が盛り上がっているのに、自分には縁がないときに使います。
「なにそれ?おいしいの?」の語源
「なにそれ?おいしいの?」の語源には、有力説が2つあると言われています。
1978年に放映されたアニメ『未来少年コナン』の登場人物・ジムシィが、自分の分からないことに対して「なにそれ?おいしいの?」という意味合いの返答をしていたことが語源である、とする説が最も古い説です。
コナンとジムシーが初めて出会う第3話では、
コナン「ラナって知ってるか?」
ジムシー「ラナ… 食えるのか?」
という会話が登場します。
また、14話では
ラナ「ごはんが済んだら風車村に行きましょうよ」
コナン「風車村?」
ジムシー「それ食えるの?」
という会話も登場します。
もう1つの説は、1993年にスーパーファミコンのゲームソフトとして発売された「メタルマックス2」の販売促進用の広告に描かれた4コマ漫画の台詞が語源であるというものです。
その4コマ漫画では、記者会見をするゲームの主人公たちに向かって「あなたは何のために戦うのですか?! 正義、それとも平和?」と記者が質問すると、主人公が「正義? 平和? それは食えるものなのか?」と返答するシーンが描かれていたとされています。
これら2つの説のように、よく分からない物事が会話で出てきた時に使う「返しの表現」として、さまざまなアニメや漫画で使われるようになったと考えられています。
「なにそれ?おいしいの?」の例文・用例
なにそれ?おいしいの?を使った例文・用例を紹介します。
●明日学校?なにそれ?おいしいの?
●10連休?なにそれ?おいしいの?
SNSでの「なにそれ?おいしいの?」の使われ方
「なにそれ?おいしいの?」の類義語
なにそれ?おいしいの?の類義語は「なにそれ?うまいの?」です。
「なにそれ?おいしいの?」の対義語・反意語
なにそれ?おいしいの?の対義語・反意語はありませんでした。