「お祈り」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「お祈り」の意味とは

お祈りとは、就活で使われる言葉で、主に「お祈りメール」と呼ばれます。
企業の選考を受けている学生に対して届けられる不採用通知のことを言います。

「お祈り」の内容

お祈りの内容は、主に以下のようなものになっています。
・選考に参加したことへのお礼
・選考の結果、採用にはならなかったこと
・これからも頑張ってくださいという趣旨の励まし

「お祈り」に不採用の理由がかかれないのはなぜか

お祈りには不採用になった理由が書かれていることはありません。
その理由は、企業側に採用不採用の明確なルールがないためです。
面接は相対的なものになりがちで、自分よりもアピールがうまかったり印象の良い人がいれば不採用となってしまいます。
また、採用基準も企業に合うか合わないかであることから、会社ごとに異なります。
もし、不採用になる明確な理由が就活生にあったとしても、企業と就活生の間に信頼関係があるわけでも、また就活生の背景を企業が知っているわけでもないため、文章で伝えることは困難でしょう。
以上の事から、理由は不明確ではあるものの「お祈りメール」という形で連絡することが現実的と考えられています。

「お祈り」メールは返信をすべきか

お祈りメールには返信する必要は特にありません。
面接での自己PRや志望動機などが明確に伝えられていたかを振り返る機会とすればよいでしょう。

「お祈り」をもらっても落ち込まない

お祈りメールをもらってしまうと、面接で自分の何が悪かったのか、どうすればよかったのかなどを考え落ち込んでしまう人も多くいます。
しかし、自分を否定的にとらえる必要は一切ありません。
「細かいことを気にする」→「細かいことに気づける」、「落ち込みやすい」→「失敗について深く原因を探ることができる」など、自分の短所を長所として置き換えることも、気分を落とさない方法の一つです。
また、お祈りメールが届いてしまったということは、その企業に入社したとしても、合わなくて
辞めることになっていた可能性もあるのです。
落ち込みすぎず、切り替えて前向きになることが大切です。

「お祈り」の例文・用例

お祈りを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●午前中に面接受けたばかりなのに、もうお祈りメールが来た…。
お祈りメールがもう30通も来ていて、なんだか自分の価値ってまるでないみたいに感じる。

SNSでの「お祈り」の使われ方

「お祈り」の類義語

お祈りの類義語は「不採用通知」です。
企業面接で不採用となった就活生に対し送られる連絡です。

「お祈り」の対義語・反意語

お祈りの対義語は、「採用通知」です。
面接を受けた就活生に対し、採用を知らせる連絡です。

若者用語

Posted by 伊藤優依