「ピクトグラム」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ピクトグラム」の意味とは
ピクトグラムとは、公共の施設などで使われる、視覚的に意味を伝える単純化された絵記号のことです。言葉を使わなくても情報を伝えることができます。
馴染みのあるものとしては、トイレのマークや非常口のマークが挙げられます。
2021年に開催された東京オリンピックでは、新型コロナウイルス感染の再拡大を受けて開会式は無観客で行われました。その中で行われた、各競技を表した「ピクトグラム50個の連続パフォーマンス」は国内外で大絶賛されました。
「ピクトグラム」の語源
ピクトグラムは、英語「pictogram」から来ている外来語です。「pictogram」は、ラテン語で「絵」を意味する「pictus」に、「描いたもの(書いたもの)」の意味を表す接尾辞「-gram」からなる造語です。
「ピクトグラム」はいつから使われている?
ピクトグラムの原型は、1920年頃、オーストリアの社会・経済学者オットー・ノイラートが生み出した、アイソタイプと呼ばれる視覚的な図であるといわれています。
現在目にしているピクトグラムの形が世に広まったきっかけは、美術評論家の勝見勝と若手デザイナーによる、1964年に開催された東京オリンピックの「施設シンボル」とされています。アルファベットを用いない国で最初の開催だったため、日本人と海外からの来訪者の両方に、施設や設備を理解してもらうための視覚的な仕掛けが必要とされていました。そこで、オリンピックのデザイン専門委員会委員長でもあった勝見勝が、絵文字を作ることを提案し、競技種目や施設などを表すピストグラムが考案されました。
「ピクトグラム」の例文・用例
●ピクトグラムは国境を越えて理解できるという良さがある。
●海外の空港で珍しいピクトグラムを見つけたよ。
SNSでの「ピクトグラム」の使われ方
「ピクトグラム」の類義語
ピクトグラムの類義語は、ピクトグラフです。意味はピクトグラムと同じです。
「ピクトグラム」の対義語・反意語
ピクトグラムの対義語・反意語はありませんでした。