「しくる、しくった」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「しくる、しくった」の意味とは
しくる、しくったとは、失敗する、何かをし損ねて目的が達成できないという意味です。どちらかというと、してしまったことに対して、「しくった」という過去形で使われることが多いです。
「しくる、しくった」の語源
しくる、しくったは、「しくじる」、「しくじった」を略したものです。その「しくじる」の語源は「しくずる」(為したことがくずれてしまう)という言葉といわれています。
「しくる、しくった」という言葉はいつから使われている?
元々は大阪の方言だったといわれています。他に、岩手、秋田、山形、長野、愛知、山口の方言だったという説もあります。昭和の時代から、一般的な若者言葉として使用されるようになりました。元々方言で使われていたときと同じ意味で使われています。
「しくる、しくった」の利用時の注意点
「しくる、しくった」はくだけた表現ですので、フォーマルなシーンや目上の人に対しては使うのを避けた方が良いです。また、時代の流れと共に死語になりつつある言葉ですので、全く耳馴染みのない方もいることを念頭に置いておいた方が良いです。
「しくる、しくった」の英語表現
自分自身が「しくった!」と英語で言いたいときは、次のような表現を使います。
I screwed up!
I messed up!
相手に対して「しくったな!」と英語で言いたいときは、次のような表現を使います。
You screwed up!
You messed up!
「しくる、しくった」の例文・用例
しくる、しくったを使った例文・用例を紹介します。
●ここは大事な場面だから しくるなよ。
●しくった!今日彼女の誕生日だってことをすっかり忘れてた!
SNSでの「しくる、しくった」の使われ方
「しくる、しくった」の類義語
しくる、しくったの類義語は、「失敗する、失敗した」、「しくじる、しくじった」、「仕損じる、仕損じた」、「仕損なう、仕損なった」、「間違える、間違えた」、「まかり間違う、まかり間違った」、「仕出かす、仕出かした」、「し誤る、し誤った」、「とちる、とちった」、「し違える、し違えた」です。それぞれ「しくる、しくった」と同様の意味として使われます。
「しくる、しくった」の対義語・反意語
しくる、しくったの対義語・反意語はありませんでした。