「ソトアサ族」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-05-05

「ソトアサ族」の意味とは

ソトアサ族とは、自宅ではない場所で朝ごはんを食べる人という意味です。

「ソトアサ族」の特徴

朝食といえば自宅で食べてから通学・通勤するというスタイルが一般的ですが、自宅では食べずに、朝食を外で済ませる人達をこのように呼んでいます。
元々は、少し早めに家を出て喫茶店のモーニングやホテルの朝食ブッフェ、ファミレスなどの朝メニューをゆっくりと楽しむというニュアンスが含まれていました。
これは、夜型から朝型に切り替えて一日の時間を効率よく使うという「朝活」の一環としてブームになったためです。
早起きをして電車のラッシュを避け、会社の近くでゆっくりと朝食をとりながら自分の時間を楽しむことで頭を整理でき、スムーズに仕事に取り掛かることができるというメリットがあります。また、朝食をしっかり食べることでその後の食事を軽くし、ダイエットや健康への好影響を期待する目的もあります。

広義での「ソトアサ族」は、通勤途中コンビニで買ったパンなどを歩きながら、もしくは公園や駅などで食べるような行為も含まれています。
こちらは単純に時間がない、家で用意するのが難しい、後片付けが大変といった理由が大半を占めており、朝活の一環といったニュアンスはありません。
また、会社の環境によっては朝から社員食堂を利用したり、休憩スペースで買ったものや作ってきたおにぎりなどの朝食をとる人もいます。
早めに出勤し、会社の自分の席で食べる場合は特に「席朝族」と呼ばれることもあります。

「ソトアサ族」を楽しめる場所

モーニングや朝食ブッフェはゆったりと時間をとれる人向けですが、時間があまりなくても近年ではファストフードや牛丼チェーンでも美味しい朝食を提供する飲食店が増えており、少しだけ家を早く出られた日に手軽に利用することができます。
また、2020年から流行した新型コロナウィルスの影響で、深夜の営業を自粛せざるをえないラーメン店や焼肉店が朝早くに開店して「朝ラーメン」や「朝焼肉」を提供することも増えてきました。
ライフスタイルに合わせて様々な「ソトアサ」を楽しむことができます。

「ソトアサ族」の例文・用例

ソトアサ族を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●たまには早起きしてソトアサ族になろうかな。
●筋金入りのソトアサ族なので、美味しい朝食たくさん知ってるよ。

SNSでの「ソトアサ族」の使われ方

「ソトアサ族」の類義語

ソトアサ族の類義語は、「席朝族」です。
会社に出勤してから、自席で朝食をとる人のことを指します。

「ソトアサ族」の対義語・反意語

ソトアサ族の対義語は「ウチアサ族」です。
ソトアサ族に対して、自宅で朝食をとることを強調するために用いることがあります。

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Posted by 田中詩織