「等級」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「等級」の意味とは
等級とは、コーヒー豆の格付けや、紅茶の茶葉を大きさと形状を表すもののことです。
コーヒー豆の「等級」の基準
コーヒー豆の等級は大きさ・形・欠点豆の数、標高など、生産国ごとに異なる基準をもとにつけられています。味は人それぞれの好みがあるため、あえて品質評価には含めないようにしています。
たとえば、ブラジル、コロンビア、タンザニア、アメリカなどでは、欠点豆の数と大きさの組み合わせによって、インドネシア、エチオピアでは欠点豆の数によって等級を決定しています。グアテマラ、メキシコ、エルサルバドル、ホンジュラスなどでは、標高によって等級を決定しています。
等級が高いほど品質が高いとされており、高値で取引されるのが一般的です。見栄えの良いコーヒーを揃えたい場合は、高い等級の粒のそろったコーヒー豆が求められますが、ブレンドの一部として使いたい場合は見栄えは気にしないので低めの等級のものが求められます。
紅茶の茶葉の「等級」の基準
紅茶の等級は、紅茶葉のサイズや形状を表すもので、品質には関係ありません。
紅茶はその大きさや形状によって、熱湯に美味しさの成分が溶けだす速さが違うため、おいしい紅茶を淹れるには、同じ大きさや形状の茶葉で統一することが重要です。そのため等級によって区分されています。また、等級が定められることで、そのまま淹れるのに適しているもの、ティーバッグに適しているものなど、用途によって使い分けることができます。
等級は生産国・生産地ごとに異なりますが、基本的にカットしていない茶葉の大きさを表す等級は、「OP(オレンジペコー)」、「P(ペコー)」、「PS(ペコースーチョン)」、「S(スーチョン)」に分かれます。カットしたものは「B(ブロークン)~」という表記が付け加えられます。
「等級」の例文・用例
等級を使った例文・用例を紹介します。
●贈答用に等級が高いコーヒー豆を探して購入しました。
●高級な等級等級のコーヒーや紅茶が必ずしも美味しいとは限らない。
SNSでの「等級」の使われ方
「等級」の類義語
等級の類義語は「グレード」や「格付け」です。意味は同じです。
「等級」の対義語・反意語
等級の対義語・反意語はありませんでした。