「CD-ROM」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「CD-ROM」の意味とは

CD-ROMとは、ゲームデータが記録されているコンパクトディスク(CD)のことです。

本来、CD-ROMはゲームに限らず様々なデータを記録するために用いられますが、本稿ではゲームとの関係性を中心に説明します。

一般的なビデオゲームでは、ハードウェア(PCや家庭用ゲーム機など)がソフトウェア(ゲームソフト)を読む込むことでゲームをプレイすることができます。

CD-ROMはゲームソフトを記録する媒体(記録媒体)の一つで、PCまたは家庭用ゲーム機に挿入することで、ゲームデータが読み込まれます。

ちなみに、CD-ROMの他にも「DVDーROM」や「ブルーレイディスク」等がゲームソフトの記録媒体として使用されます。

現在は、記録できるデータ容量がより大きな「DVDーROM」「ブルーレイディスク」が主流です。

「CD-ROM」と「CD-R/RW」の違い

CDーROM以外のコンパクトディスクとして「CD-R」「CD-RW」があります。

これらの違いは何でしょうか。

まず、CDーROMは「Compact Disk Read Only Memory」の略称です。

「Read Only Memory」は「読み取り専用メモリー」という意味で、すなわちユーザーはデータの書き込みや消去といった操作が出来ないようになっています。

製造過程で事前に記録されているデータを読む込むことしか出来ません。

一方、CD-Rは「Compact Disk Recordable」の略称です。

「Recordable」は「記録可能な」という意味で、ユーザーはCD-Rにデータを記録させることが出来ますが「一度だけ」という制限があります。

また、一度書き込んでしまったデータは削除できません。

CDーRWは「Compact Disk ReWritable」の略称で、「ReWritable」は「書き換え可能な」といった意味合いです。

CD-Rのような「一度だけ」といった制限が無く、好きなだけデータを記録したり消去したり出来ます。

「CD-ROM」「CD-R」「CD-RW」には以上のような違いがありますが、ゲームソフトとして売り出す際に「CD-RW」では、ユーザーに好き勝手にゲームデータを書き換えられてしまう恐れがあります。

そのため、ゲームソフトの記録媒体には「CD-ROM」が採用されてきました。

「CD-ROM」を採用しているゲーム機は?

近年ではCD-ROMがゲームソフトの記録媒体として用いられるケースは稀です。

では過去において、CD-ROMはどんなゲーム製品に採用されていたのでしょうか。

例えば、CD-ROMを使用した最も古い家庭用ゲーム機は「PCエンジン」の周辺機器である「CD-ROM2(シーディーロムロム)」です。

1988年にNECより発売され、任天堂のファミリーコンピューターに次ぐ人気を博しました。

当時は「ロムカセット」と呼ばれる記録媒体が主流でしたが、CD-ROMよってより高品質かつダイナミックな映像・サウンドを作り出すことが可能になり、後世のゲーム業界に多大な影響を与えたと言われています。

また、ソニーの「PlayStation」においても初代規格から「PlayStation 2」までCD-ROMが採用されていましたが、「PlayStation 3」よりブルーレイディスクに移行されました。

PC用ゲームにおいても、現在はCD-ROMよりも大容量なDVDーROMで生産されることが多いです。

「CD-ROM」の例文・用例

CD-ROMを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ゲームを読み込めないのでCD-ROMを確認したら、盤面に深い傷が付いていた。
●昔のゲームのCD-ROMを中古屋に売る。

SNSでの「CD-ROM」の使われ方

「CD-ROM」の類義語

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「CD-ROM」の対義語・反意語

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