「デバッグ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「デバッグ」の意味とは
デバッグとは、プログラムの中にある「バグ」と呼ばれる、関数などの間違いをを見つけて排除することという意味です。
「バグフィックス」と表現されることもあります。
機能が正常に動かない、あるいは期待する結果が得られない場合には、そこにバグがあります。
そのバグを見つけ、期待値が返ってくるように改善するのが「デバッグ」です。
デバッグをする人やデバッグを支援するソフトウェアのことを「デバッガ」と呼ぶこともあります。
「デバッグ」の語源
デバッグは、英語で「debug(欠陥)」という意味の言葉です。
直訳すると、「欠陥を取り除く」という意味になります。
「デバッグ」の基本的な手順
デバッグはこのような手順で進めます。
バグの存在を知る
多くの場合はプログラムを実行させたときに、エラーやメッセージが出ることで、バグがあることを確認できます。
バグにも程度があり、発生したエラーがプログラム自体を異常終了させるほどに深刻であれば、バグの存在が明らかと言えるでしょう。
プログラムが深刻度の低い問題を検出した場合にも、エラーやログメッセージが表示されることでバグの存在を認識できます。
ですが、エラーの程度が軽微で、単に間違った結果を出すだけの場合、バグの存在を見つけることは非常に困難です。
バグの発生源を切り離す
システムの中で何が起因して問題を起こしているのかを検証する段階です。
プログラマは反復的にテストを繰り返し、エラー発生の個所を詰めていきます。
経験豊かなプログラマは、過去の状況や知識、経験からどこに問題があるかの、いわゆる発生源を推測し、的確に突き止めることができるでしょう。
バグの修正方法を決め、修正する
修正が必要な個所の特定ができたら、どのように修正を行うかを検討・修正します。
修正内容が複雑な場合は、修正を行うことでシステムの振る舞いが変わり、さらに予期しない結果を生む可能性があるため、システムの深い理解が必要です。
「デバッグ」の例文・用例
デバッグを使った例文・用例を紹介します。
●一日考えてもわからなかったデバッグの方法が、翌日先輩に聞いたら一瞬で分かった。
●あのアプリデバッグしてないよね。
SNSでの「デバッグ」の使われ方
「デバッグ」の類義語
デバッグの類義語は、「バグフィックス」です。
意味は「デバッグ」と同様です。
「デバッグ」の対義語・反意語
デバッグの対義語・反意語はありませんでした。